2011年5月9日月曜日

地震発生確率30年以内

地震発生、何年以内に何%の確率を見聞きするたびに
「30年以内に」「いつ起きてもおかしくない」がセットになってる。
これは便利な言葉。
30年以内ちゅう長いスパンやと、30年ぐらいは起こらんちゅう錯覚を起こす場合が
多々あって、誤解が生じやすい。
けど、「いつ起きてもおかしくない」を付け加えることで
明日起こっても、予知どおりになる。
仮に、30年間起こらなかったとしても、「いつ起きてもおかしくない」を
繰り返せば済む話。
確率計算そのものが矛盾しすぎてる。

今回、スッカラ管が浜岡原発停止要請した理由に
「30年以内にM8程度の東海地震が発生する確率は87%」発言の確率計算は
東海地震が最後に発生したのは1854年。
東海地震は、大体100年~150年の間隔で発生してる。
で、今年は157年目。これって予知?
国民の税金使て予知したのが、こんなアホな確率計算?
こんな計算なんか誰でもタダでできるやろ!

そもそも何年経っても30年以内はおかしすぎるやろ!
10年前に、30年以内て発表したら、今年は20年以内になってんと変やろ!

1976年に、
「現状では予測困難、もしかすると20~30年後かもしれないが、
 数年以内に起こっても不思議ではない」
て発表されてた。このときの計算も120年以上過ぎてたから。
この発表から35年過ぎてるわけやけど、
今年は、また30年以内ちゅうてるし。
また30年後に、同じ事を言うんか!

ちなみに、2001年に発表した南海地震の確率は
10年以内に10%未満、30年以内に40%程度、50年以内に80%程度
にしてたのを
2004年には南海地震の確率を
10年以内に10%程度、30年以内に50%程度、50年以内に90%
に改正してる。

で、南海地震と連動するて言われてる東南海地震は
2001年に発表した東南海地震の確率は
10年以内に10%程度、30年以内に50%程度、50年以内に80~90%程度
にしてたのを
2004年には東南海地震の確率を
10年以内に10~20%、30年以内に60%程度、50年以内に90%
に改正してる。

ほんで~
今年2011年1月現在で、
南海地震の確率を
10年以内に10~20%、30年以内に60%程度、50年以内に90%
東南海地震の確率を
10年以内に20%、30年以内に70%程度、50年以内に90%程度もしくはそれ以上

詳細は、地震調査研究推進本部ホームページ「長期評価結果一覧」
http://www.jishin.go.jp/main/p_hyoka02_chouki.htm

こんな確率に何の意味があるんやろ?
いかにも確率が高いて言うてるけど、確率が低いとこほど地震が起こってる事実に
誰もなんとも思わんのか?
2004年10月13日に発表された新潟中越地震の確率は
「30年以内にM8発生2%以下」やった。
そして、2004年10月23日にM6.8の地震が発生してる。

スッカラ管が浜岡原発停止要請したのは、アメリカからの圧力らしい。
これが真実なら、そう言えばええねん。
何が国民の安全・安心やねん!
ほんまに、安全・安心思てるんやったら辞任せえっ!

0 件のコメント: