2011年7月16日土曜日

日本とイタリア地震予知責任で差

下書きしたままアップ忘れてた(;・∀・)

掲載日時 2011年06月29日 週刊実話
『日本とイタリア地震予知責任で差』


伊地裁予審判事が、地震予知失敗で学者ら7人を起訴したのだ。
容疑は日本の刑法で言う「過失致死傷」。
伊学者が予知に失敗したのは、'09年4月に起きた伊中部地震。
被災地では309人が死亡、6万人以上が災禍に見舞われた。

「ナマズのエサ代なら月1000円で十分。」
て書いてる、このジャーナリスト、うまいこと言う(σ ̄ー ̄)σ

ほんまに、ナマズはともかく、プレート説では予知は不可能なんやから、
そんな無駄なお金は、全部被災地へ回せ!
それと、公表せんかったSPEEDIの運営費もなっ!
趣味でするのは勝手やけど、ボランティアでやっとけ!ヽ(`Д´)ノ

2011年7月14日木曜日

方位磁石の南北が逆転する? 房総半島で多発する『磁気異常』

トップページにも数日前に、リンクしてたんやけど
こういう現象を後出しせんと、もっと早よ公表してほしかった!
別に地震と関連するとか、予知とかって意味で記事にするんやなくて、
こういうことがある~ってことを!

もっと詳しく書いてほしかったな。
震災後は元に戻ったのかとか、もっと色々知りたい。
地震に関係してると思うけど、5~6年も前からていうのが不思議。
震源地とか規模にもよるんかな?

観測掲示板にも書いたけど、うちのコンパス、5月末頃から東に6度動いててんけど
その後ちょっと戻っただけで、今はそのまま。
何年ぶりかの投稿やってんけど、
勿論、何年も動いてへんかったからで。
うちのコンパスが動いたら、和歌山北部に地震が起こりやすいって
もう何年か前に、MUさんが教えてくれてたから
和歌山は気になってたし、和歌山の地震も最近ずっとなかったのも気になってた。
そしたら7月5日に地震。
この地震と関連してるかどうかは分からんけど・・・。
うち的には、ああ、やっぱり和歌山来たか・・・って感じやった。
めっちゃ揺れて怖かった。

その後、戻ることもなく、そのままなんやけど
ずっとこのままか、また戻るんか・・・?

このリンクの記事が、科学的根拠がないて言うんなら、
確率論予知も全くない。なんの根拠もないし、意味もない!無駄!
根拠って、単なる何年前に地震が起こったから、次は何年後~って、しょーもない確率。
どんだけ無意味かは、いや、逆にそれがアダになってる!
新潟の時で、既に証明されてるし。

東北地震発生後のコンパスの異常は、一体どうなったんやろか?
知りたい!
この記事の5~6年前からのふらつきは、10度ぐらい動いてたて、別の記事に書かれてた。

こっちの記事のほうがちょっと詳しいな。
ちゅうか、これ5月の記事やし。
それと、東北地震とは関連してないかも?

『今年の4月23日に実施した調査によると、前回は異常がなかった「海ほたる」と市川PAで、
初めて西へ15~30度の誤差が見られた。同じく、前回は異常がなかった房総半島北部でも、
大栄PAで東へ140度の誤差が生じたほか、酒々井PAではついに南北が逆転するという
大きな狂いが確認された。
さらに、これまで異常が観測された地域では倍以上のズレを観測するなど、
今年に入ってから房総半島周辺の異常は、より深刻化している。』

ってことは、震災後も異常は続いてるってことやんな。
これって、全国的にはどうなんやろ?
房総半島だけなんかな・・。
地震と関係してるかは別としても、磁気が発生してるってことには変わりないから
その後の経過も公表していってほしいな。




2011年7月3日日曜日

釜石の奇跡/群馬大院教授・片田敏孝

トップページにもリンクしたけど、
片田教授のコメントは、いつも貴重なんで、コピペしときます。

釜石の奇跡(上)

■子供たちに「地震、即避難」徹底

死者・行方不明者約2万3千人と戦後最悪の被害をもたらした東日本大震災。
大きな被害を受けた岩手県釜石市で、小中学生約3千人が大津波から逃れて無事避難した。
徹底した防災教育を受けていたことが、多くの子供たちの奇跡的なサバイバルを可能にした。
何年にもわたって同市で防災教育に取り組んできた指導者に、
今後も発生が予想される巨大災害に、私たちはどう立ち向かうべきなのかを聞く。(文・北村理)

--釜石の避難行動については、皇后陛下も関心をもたれていました

片田:先月上旬に釜石市の避難所をご訪問の際、市長に事情をお尋ねになり、
その後の和歌山県田辺市の植樹祭の折も、県知事に釜石市の防災教育について
お話をされたとうかがいました。

--国内はもちろん海外からの反響も大きい

片田:英国のBBCなどから取材申請があり、
ドイツでは報道を知ったベルリン郊外の町で釜石の子供たちへの募金運動が起きた。
国内では一般報道はもとより、ビジネス誌、教育誌、婦人誌と多岐にわたる取材がありました。

--なぜここまで注目されていると思いますか

片田:阪神大震災以降に進んだ、被害想定を前提とした防災が無残にも敗北したなかで、
被害想定を無視して、「地震が起きたらとにかく逃げること」だけを目標にした防災教育が
効果を発揮した。自然のなかで生きる人間の姿勢を見直させ、想定外の事態に対する生活防衛、
危機管理を考える上で有効だと受け止められているようです。

--地震のとき、防災教育の成果は信じていましたか

片田:実は絶望していました。現地と連絡がとれないなかで、衝撃的な映像をみたり、
釜石で多くの子供たちが流されたというデマも聞いたりもした。
「逃げるときは助け合って」と呼びかけたのが裏目にでたかもしれない…と思って。
もう防災教育にかかわる資格はないと一時は思いつめました。

--ところが、子供たちは逃げていた

片田:自分の責任として、現実を直視すべきだと思い直して、3月14日に現地入りしました。
災害対策本部の駐車場で車を降りるなり、釜石市幹部から「子供は避難してほぼ全員無事」
と聞かされた。正直力が抜けて、その場で座り込みそうになりました。

--一方で、釜石市内での死者・行方不明者は約1300人にのぼります

片田:瞬時の地震被害とは違って、津波は10分から数十分の間に高台に逃げれば助かる。
釜石では「死者ゼロ」を目標に防災教育を行ってきました。
ただ、講演会に来る大人は限られる。そこで子供を中心に考えた。
子供は学校で全員を教育できる。
子供が家で親や祖父母、近所の人に話してくれれば…と考えた。
ただ、子供から大人への波及が完全でないうちに津波がきてしまった。

--釜石の死者・行方不明者の65%がハザードマップ(被害想定図)の浸水想定区域外でした。
気象庁の予想波高が低くて逃げ遅れたという話もありました

片田:自然現象は人間の意思など無視して迫ってきます。
子供たちには「ハザードマップを信じるな」とあえて逆説的なことをいって
「地震、即避難」を徹底していました。
ある小学校では、全員が避難を完了してから大津波警報を聞いています。
犠牲者は逃げなかったか、逃げ遅れたから亡くなった。
これは厳然たる事実。被害想定が避難の足かせになったとしたら、
ハザードマップや予想波高の広報はやめるべきです。
どのような情報であれ、人は都合のいいように解釈してしまう傾向があります。
情報はなくても命は助かるということを釜石の子供たちは示してくれた。

(上)は、とりあえずここまで。
片田教授は、4年前くらいかなあ・・津波について研究し始めてたから注目しててんけど、
実際、この訓練が活かされたわけやけど、大人ももっと純粋な気持ちで行動してたらな。
ラジオが聴けんかったとか、放送がなかったとか、ハザードマップとか
本当はあまり意味がないということ。
いや、意味がないて言うよりも、かえってそれが逆効果な場合があるということ。
うちは、何回も書いてきたけど、一番被害が大きいとこほど、情報がないことが多い。
被害が大きいから、情報を流す側も曖昧なんは、今まで地震で分かる。
阪神大震災のときも、最初の報道では震源地が東海地方て言うてた。
その後、近畿地方に言い換えたけど、震度も曖昧。
新潟中越地震のときもそう。
あれだけ関東でも揺れを感じたのに、新潟県の被害は見えてけえへんかった。
夜明けと共に、その惨状が明らかになった。
予知は当然、論外やけど、情報をアテにするよりも、まず逃げる。

うちは、片田先生が子供たちに会いに行く様子を見てたんやけど
正直、高学年が低学年を連れて行くという、その時間がすごい気になってたけど、
パニックになることなく、片田先生の教えを忠実に、純粋に実行したから
全員無事やったんやということが明確に証明されたってことやよな。

釜石の奇跡(中)

■「学校教育」の持つ力感じた

--津波の予想波高を報じるべきか否かについて、
今月上旬の気象庁の勉強会で大激論がありました

片田:私はそこで、「やめるべきだ」と強硬に主張しました。
予想波高は潮位変化であって、実際に陸上で被害をもたらす遡上(そじょう)高ではない。
両者には何倍もの数値の開きがあります。
今回、地震発生直後の1回目の予想波高は釜石で3メートルでした。
1200億円かけて造られた釜石湾の防波堤(全長2キロ、海上高約8メートル)のことを考えると、
誰も避難しません。修正波高は10メートルとなりましたが、
その時点では停電で市の広報機能は停止していた。

--3メートルがひとり歩きしたわけですね

片田:情報を出す方は、どれだけ正確に数字を出せるかにこだわる。
正確さ以前に、出す情報が命を守ることにつながるかどうかの判断が大切なのに、
そこに目を向けなくなる。「巨大な津波が来る恐れがある。すぐに避難を」
と繰り返し伝えるだけでいいのでは。
防災を考えるとき、技術ばかりに走っていてはいけません。

--釜石の子供たちの行動は、防災の専門家の想像をはるかに超えていた

片田:小学1年生の子がひとりで家にいて、地震に遭った。
揺れが収まるのを待って、きちんと戸締まりをして避難した。
それをみた上級生が手をひいたり、停電で機能しない信号で立ち往生した子供たちに
近所の人が声をかけたりということもありました。
しかし、この小学1年生の行動以上の何があるのでしょうかと思います。

--子供たちには、予想波高もハザードマップ(被害想定図)も判断材料にならない

片田:ある小学6年生は、市の防災無線で「波高3メートル」と聞いた。
それで避難が遅れたのですが、家の外が浸水しはじめ、50センチの高さになったとき、
外へ避難するのをやめて自宅の屋上にあがって難を逃れた。
なぜ外へ出なかったのか聞くと、「50センチぐらいの高さでもさらわれると習ったから」という。
他にも、高台に逃げてから、津波の様子をみてさらに高い所に逃げた例もたくさんあった。
彼らの判断基準は、学校で学んだ知識と日ごろの訓練です。

--なにがそうさせたのでしょうか。
ある校長先生は「ふだんおっとりした子もちゃんと逃げているけれども、
どうも信じられなくて、何度も母親に確認した」と話していました

片田:私は防災教育よりは、受け皿となった「学校教育」の持つ力だと感じています。
集団教育の良い面がでた。学校には子供のレベルに応じて身につくように教えるノウハウがある。
みんながやるなら僕もやるという連帯感もある。
隣接する小、中学校は、普段から合同避難訓練をしていて、
震災当日も中学生が避難するのをみて小学生が続いた。「お兄ちゃんたちが逃げるから」と。

--大人はどうすればいいですかね

片田:地域のなかで学校と同じような状況をつくればいい。
防災について学ぶ場を設け、定期的な訓練で顔見知りとなり、
誰かが率先避難者として声かけ役となる。
今、釜石では子供たちが示した成果を大人にも広げようと、
地域再生プランの中心に学校をすえて、防災力を強化しよう、
コミュニティーの力を高めようという動きがでています。

(中)はここまで
被害が大きいほど、気象庁のシステムも曖昧になる。
3メートルと聞いても、防波堤があれば大丈夫と判断するのは大人の感覚で、
50センチでも危険と判断するのは子供の感覚。
気象庁が、実際の津波のほうが高かったとしても、「想定外」で終わってしまう。
あるいは、システムが~とか、言い訳は色々持ってる。
当然、そこに法的な責任もない。せいぜい言い訳と謝罪で終わる。
片田先生曰く、「巨大津波の怖れがあるから、すぐ避難!」で十分。
何メートルの意味は邪魔。
今回は真昼に起こったけど、もしも夜やったら・・・子供たちは助かってなかったかもしれへん。
いや、逆に純粋に習ってきた子供たちのおかげで、大人たちが助かってたかもしれへんね。

釜石の奇跡(下)

■「できうる限り経験を伝えて回ろう」 

--釜石小学校に印象的な校歌がありますね。
ここでも、児童が声をかけあって全員無事に避難した

片田:井上ひさしさんの作詞です。釜石という言葉がどこにもない不思議な校歌で、
「ひょっこりひょうたん島」の主題歌に雰囲気が似ている。
特に校歌の3番は、今回子供たちが示した防災教育の精神そのものだと思います。

《しっかりつかむ しっかりつかむ まことの知恵をしっかりつかむ 困ったときは 手を出して 
ともだちの手をしっかりつかむ 手と手をつないで しっかり生きる》

--被災地の各地に津波の被害から復興してきた記録がありますね

片田:日本全国どこでもそうですが、確かに言葉としての伝承はどこにでもある。
三陸地方の「津波てんでんこ」などまさにそうです。地震が起きたら津波が来る。
着の身着のままいち早く高台に逃げろと。しかし、伝承を行動に移すのが難しい。

--頭で分かっていても、体が動かない

片田:不正確に伝わっている伝承もありますから、やはり自然の知識をきちんと学び、
どう逃げるかを確認しておかなければいけません
そうやってはじめて、伝承を正しく理解したといえる。

--今後、東海地方から西日本にかけても大津波や地震を警戒しなければなりません

片田:同じ失敗はできません。しかし、西日本の沿岸部は、東北の被災地とちがって、
堤防などハード面の整備が遅れています。津波の到達時間も、もっと早くなる。

--すぐにでも対策に取り組まなければ

片田:ハードの整備には時間がかかりますが、防災教育や訓練はすぐにでもできる
釜石は試行錯誤して8年かかりましたが、実質的には昨年1年間の成果といえる。
今回の大震災の復旧・復興で現地を訪れた全国の自治体の職員は、その惨状をみて
あせりを感じています。多くの自治体から「すぐにでも釜石方式の防災教育を取り入れたい」
と問い合わせが相次いでいます。

--釜石の復興を手伝いながらで大変ですね

片田:どう対応するか思案してますが、東日本大震災の記憶が鮮明に残るここ1年が勝負だと
考えていますので、できうる限り、釜石の経験を伝えて回ろうと考えています。


(下)はここまで、以上、MSN産経ニュースより。

いつも地震が起こるたび、各地域で、ハザードマップも強化とか、
どこそこで防災訓練を実施とか、もうあっちもこっちも必死。
必死なんは、ええんやけど、継続せんと意味ない。
まぁ、もうしばらくしたら、そういう報道も少ななってくるのが、毎度のパターン。
防波堤にしろ、耐震強化にしろ、そんなすぐにできることはない。
ちゅうか、今までしてへんかったんかい!やよな。
今まで、どこかに大地震が来るたびに、何々を強化とか同じパターンやけど、
避難訓練してへんとこなんか、いっぱいある。
もう何回も何回も書いてるけど、確率予知なんか意味ない。
そやから、何十年以内に何%は信じず、
一週間後、数日後、今日かもしれへんていう危機感をもって、各人で防災するしかない。

情報のおかげで助かった人も居てると思うから、情報は大切やとは思う。
けど、それが邪魔になることもあるという事実が、子供たちの行動で証明されてると思う。

ちなみに、地震直後の各テレビ局では?