2013年4月17日水曜日

2013.04.13(土)05:33頃の淡路島付近の地震について


淡路島付近の地震により、被害に遭われた皆さまには
心からお見舞い申し上げます。

◆発生日時  平成25年4月13日(土)05時33分頃
◆震源地   淡路島付近(北緯34度25.1分、東経134度49.7分) 深さ15km
◆規模(暫定) M6.3 
◆各地の震度 震度6弱/淡路市 震度5強/南あわじ市 
             震度5弱/洲本市、大阪府岬町、徳島県鳴門市、香川県東かがわ市、小豆島町
◆被害状況(4/14(日)19:30現在/消防庁)
・死 者 数:0名
・負傷者数:26名(重傷7名、軽傷19名)
・建物被害:全壊0、半壊34棟(内非住8)、一部損壊1,983(内非住147)

その他、断水や水道管破裂は復旧済


うちの場合は、緊急地震速報とほぼ同時に揺れたんやけど、
揺れは強いけど小刻みな感じで、飛行機が着陸する時のガタガタていう音と揺れ方が似てた。
大体、揺れ方で震源地が遠いか近いかぐらいは分かるけど、震源地はいつも一番気になる。
時間帯が18年前とほぼ同じやけど、4月で明るかったのが救い。
トロ(愛猫)は、ベッドの上で箱座りして落ち着いてたから、
逃げる必要ない地震か?と、頼もしい猫判断(;・∀・)
ちなみに、犬や猫は震度5以上を予知するらしいけど、トロはしてくれるんやら?(笑)

うちは普段から地震情報を得る為に、以下に登録してる。

FAST&FIRST地震情報メール これは全国各地の地震発生情報が配信される。
おおさか防災ネットは、地震以外の警報や注意報が選択により配信される。
防災科学技術研究所 地震観測網 は、更新手続き以外にメールが届く事はなく、
地震に関する情報が登録ユーザーのみ閲覧出来るページがある。
地震発生1分後に、FAST&FIRSTからメールが届いた。
ここは、防科研の情報を元に配信される。
おおさか防災ネットからは届く事はなかった。
緊急地震速報と違て、地震発生後やから、届かんからいうて被害が左右される事はないけど、
配信復旧したのは翌日の18時。津波発生がなかったものの危機管理が怠慢や。

18年前の阪神淡路大震災と比較され、これの余震とか?それはないと思うけどな?
この時の地震は、今回の3倍ぐらい揺れたし、長かったし、
テレビ飛んだり、食器が散乱したりと色々被害はあった。
ほぼ南北方向に揺れたんやけど、4/13はほぼ東西方向やった。
規模にもよるけど、一応、対策してるていうのもあって物が落ちる事はなかった。

気象庁の見解は、相変わらず活断層が~てデタラメぬかす!
活断層て呼ばれてるものは、地震の爪痕や。
活断層の「活」て、火山に例えたら活火山やろ?
気象庁の活断層は、火山でいうたら、死火山みたいなもん。
まぁ、プレート論もそうやけど、こういう見解はどーでもええんやけど、
18年前の余震かどうかについては、余震の定義って何?やな。
うち個人的には、前震のような気ぃしてるけど・・。
今年に入ってから、近畿、中国、四国を中心に震度1~2の地震が増えてたから、
近畿圏で地震が発生しそうやと思てたけど、4/3(水)以降ピタッと止まってた。その10日後に発生。
気になるのが、その後の余震が少なすぎる事。
4/13は、余震と思われる地震が約16回。
地震発生8分後の大阪湾震源の震度3、約1時間後の淡路島付近震源の震度2以外は震度1。
4/14は、広島県北部の震度1のみで、4/15、4/16はゼロ。
18年前の地震と比べたら、規模が全然ちゃうけど、それにしては余震が少ない気がする。

ちなみに、2011/03/11の東北地方太平洋沖地震では、
2011年、3/9/11:45に三陸沖でM7.3(最大震度5弱)の地震が発生し、
翌3/10/06:24にM6.8(最大震度4)の地震が発生した。
気象庁の発表では、3/10の地震は3/9の余震と考えられ、
3/10午前8時までに観測された震度1以上が30回あった。


前震にしろ余震にしろ、大事なのは防災、減災。





2013年3月7日木曜日

2013/3/7(木) 新・ 津波警報 注意報開始



2012年11月3日土曜日
津波警報等の改善に伴う新しい情報文の運用開始について で書いたように

本日3/7(木)12:00より新しい津波警報と注意報が開始されました。
津波防災啓発ビデオ「津波に備える」にて、
津波警報と津波注意報(改善後)の動画あるのでご参考に!

ここ最近、西日本での地震が増えてるので気になってます。
先日、スーパーで、おばちゃんと店員さんの会話が聞こえてきたんやけど
おばちゃんが「30年以内に南海地震来るらしいな~そんな先まで生きてへんわ~」やて。

以前からも指摘してるけど、
「30年以内」とか「20年以内」とかの表現は錯覚を起こしやすい。
このおばちゃん、30年後に地震が起こると思てる。
「以内」やから、今日かもしれへんし、29年後かもしれへん。
けど、こんなふうに勘違いしてる人が多いのが現実。

活断層が~とか、逆断層が~とか、何年以内に~とか、プレートが~とか、
こういうのは無視したほうがええ。
改善された津波警報とかも参考程度にしたほうがええ。
停電になったら情報得られへんからね。
それと、自分が住んでるとこは津波けえへんとか、そういうのも考えん事やな。

地震て、いつ、どこで起こるか分からんから
居住地から一歩も出えへん人ならともかく、
例えば土日、例えば夏休みとか、遊びに出掛ける人も居るよな。
自宅で居てる時に地震が発生するとは限らん。
車で移動中かもしれんし、電車内かもしれへんし、海とか山かもしれへんし、
スーパーとか店内かもしれへんし、「いつ・どこで」が分からんから
常に意識を高める事が一番のポイント。
「今、もし、ここで地震が発生したら・・」ってシミュレーションしてみとく。
エレベーター内とか、地下街とか、高層ビル内とか、色んな場所によって対処の仕方が違う。
その判断が減災に繋がるはずやから、行く先々でシミュレーションしてみて下さい!

ちょっと気になるのは、今回の警報の出し方で、パニックになれへんかな?と。
311の津波の映像見た人、勿論実際に体験した人は、
あの光景が絶対によみがえるはず。
早よ逃げる!のは大事やけど、慌てすぎて、それが二次災害になれへんかな?と。
それを防ぐ為にも、やっぱりシミュレーションやな。