2013年3月7日木曜日

2013/3/7(木) 新・ 津波警報 注意報開始



2012年11月3日土曜日
津波警報等の改善に伴う新しい情報文の運用開始について で書いたように

本日3/7(木)12:00より新しい津波警報と注意報が開始されました。
津波防災啓発ビデオ「津波に備える」にて、
津波警報と津波注意報(改善後)の動画あるのでご参考に!

ここ最近、西日本での地震が増えてるので気になってます。
先日、スーパーで、おばちゃんと店員さんの会話が聞こえてきたんやけど
おばちゃんが「30年以内に南海地震来るらしいな~そんな先まで生きてへんわ~」やて。

以前からも指摘してるけど、
「30年以内」とか「20年以内」とかの表現は錯覚を起こしやすい。
このおばちゃん、30年後に地震が起こると思てる。
「以内」やから、今日かもしれへんし、29年後かもしれへん。
けど、こんなふうに勘違いしてる人が多いのが現実。

活断層が~とか、逆断層が~とか、何年以内に~とか、プレートが~とか、
こういうのは無視したほうがええ。
改善された津波警報とかも参考程度にしたほうがええ。
停電になったら情報得られへんからね。
それと、自分が住んでるとこは津波けえへんとか、そういうのも考えん事やな。

地震て、いつ、どこで起こるか分からんから
居住地から一歩も出えへん人ならともかく、
例えば土日、例えば夏休みとか、遊びに出掛ける人も居るよな。
自宅で居てる時に地震が発生するとは限らん。
車で移動中かもしれんし、電車内かもしれへんし、海とか山かもしれへんし、
スーパーとか店内かもしれへんし、「いつ・どこで」が分からんから
常に意識を高める事が一番のポイント。
「今、もし、ここで地震が発生したら・・」ってシミュレーションしてみとく。
エレベーター内とか、地下街とか、高層ビル内とか、色んな場所によって対処の仕方が違う。
その判断が減災に繋がるはずやから、行く先々でシミュレーションしてみて下さい!

ちょっと気になるのは、今回の警報の出し方で、パニックになれへんかな?と。
311の津波の映像見た人、勿論実際に体験した人は、
あの光景が絶対によみがえるはず。
早よ逃げる!のは大事やけど、慌てすぎて、それが二次災害になれへんかな?と。
それを防ぐ為にも、やっぱりシミュレーションやな。