2011年11月25日金曜日

東日本巨大地震600年周期…千年に一度見直し

東日本大震災を受け、大規模地震の長期評価見直しを進めている政府の地震調査委員会は、
三陸から房総にかけての太平洋沖で、今回と同じタイプの海溝型地震が「平均600年程度」の間隔で発生しているとする報告書をまとめた。


 今回と同様の地震は貞観地震(869年)が知られ、1000年間隔という見方もあったが、
過去の津波堆積物などの詳しい調査の結果、より短い間隔で起きていたことが判明した。
震災前の三陸―房総沖の長期評価では、
過去400年の間に繰り返し発生している地震(宮城県沖地震)などが想定地震となっていたが、
今回のような連動型の巨大地震は想定外だった。
このタイプの地震が一定の間隔(周期)を持つと評価されたことで、
今後、国の地震評価が大きく見直されることになる。
新たな評価では、過去2500年間の地層に残された津波堆積物の調査結果を反映した。
報告書では、今回と同様に連動型で大規模な津波を伴う地震が、紀元前4~3世紀ごろ、
4~5世紀ごろ、869年、15世紀ごろ、今回の5回起きたと認定。
次に起こる地震の規模は、マグニチュード(M)8・3~9・0とみている。


やて。
何のために周期出してんねん?
平均600年て、誰も生きてへんやん。どないして証明するねん?
どーせ、誰も生きてへんし、仮に2年後に地震起こっても
また「想定外」ちゅうんやろ?
税金使て研究した結果がコレか?
そんなもんド素人でもできるやろ。
そんなきっちり、周期的に地震起こるんなら、こんな被害もないやろ。
今まで、どんだけ大地震起こってるねん?
そのどれか一つでも、想定内やったか?
予知できたか?
それとも、東海地震しか予知できません(`・ω・´) とか言うつもり?
予知なんかでけへんねんて!なんで地震が起こってるかの根本的なこと自体が間違てるねんから。

せっかく貴重な堆積で過去の地震まで研究したくせに
しょーもない報告すんな!

もう諦めて、無駄な研究に税金使わんと、防災に税金使てくれ!

2011年8月25日木曜日

そこまで携帯が大事なんか?

トップにもリンクしたんやけど、
もし大地震が起きたら……何を持って逃げますか?


質問の仕方も問題ありやとは思うけど・・・
携帯は当然やけど、避難リュックには必要なもん入れてるから、
1つだけ選ぶのは難しいけど
ペットが8.7%とは・・・(-ω-ll) 
まぁ、物と命あるものを一緒に質問するのもあれやけど
どんな気持ちで一緒に暮らしてるんやろか・・・


うちは、パニックになって隠れたトロを必死で探して死ぬタイプかもしれん。

この質問に、生き物が入ってることがアカンねん!<(`・ω・´)>



2011年8月21日日曜日

逃げる


「早く高台に上がれ」
3月11日の本震後、大船渡市川原地区町内会長の菊地武雄さん(65)は近所を駆け回って
叫び続けた。だが、住民はなかなか逃げようとしない。
必死に説得する菊地さんは、こう言い返された。
「昨年も、おとといの津波も小さかった。絶対、ここまで来ない」
住民から何度も言われるうちに、菊地さんも2度の津波を思い返した。
菊池さんのような体験をした人は多いと思う。
今回の津波に限らず、今までの似たような話は聞いたことある。
逃げようとしたら、ウニを採ってる人たちを見かけて、自分も逃げるのやめたとか。
以前、テレビでやっててんけど、
目的を伝えずに、大学生をある部屋に待たせて、その隣の部屋から煙を出して
どう行動するかの実験。
煙に気づくけど、特に逃げるわけでもなし、意外と普通に雑談してた。
なぜそうしたか?の質問に、みんなと一緒だから安心だと思った・・・みたいな。
まぁ、これは集まった人の性格とかにもよるような気ぃするけどね。
普通は、外に出て、誰かに伝えるとか、
隣の部屋見に行くとか、なんかすると思うんやけどな。
けど、思いこみって怖いことやよね。
ここまでは来ないっていう思いこみ。
大阪は特に、湾になってるから絶対来えへん!って子供の頃から聞かされてたし
今もそう言われてる。
一応、梅田辺りとかは全滅の危険とかは言われてるけどね。
やっぱり逃げることの大事さは広めていかんとあかんと思う。
その逃げたときに、それが無駄になったとしても。
大袈裟な~って笑われたとしても。

2011年8月8日月曜日

津波の第一報

地震サイトのトップページにもリンクしたけど

「東北地方太平洋沖地震による津波被害を踏まえた津波警報の改善の方向性について (中間とりまとめ)」についてのご意見募集

ってことで、一般人からの意見を募集してます。
以前、ブログにも書いたけど、何メートルとかの情報は危険すぎる。
東日本大震災のときの第一報は、岩手、福島は3メートルいう第一報やった。
もしも、このときに、「巨大津波の可能性あり!すぐに高台へ避難してください」やったら
助かった人も居てたかもしれへん。
結果論でしかないけど、地震が起こったら、イコール津波
何メートルなんて、あとでもええ。
まずは、避難。
第一報は、予想高さを言う必要ない。
ただ、どういう言葉で伝えるか?
危機感が強すぎても、避難することでパニックになって、怪我をする可能性もある。
言葉の表現は難しいけど、すぐに避難することを誘導するしかない。
で、パニックにならんように各町内とかで避難訓練を何度もすることは絶対必要。

皆さんの意見も気象庁に届けてください。


2011年7月16日土曜日

日本とイタリア地震予知責任で差

下書きしたままアップ忘れてた(;・∀・)

掲載日時 2011年06月29日 週刊実話
『日本とイタリア地震予知責任で差』


伊地裁予審判事が、地震予知失敗で学者ら7人を起訴したのだ。
容疑は日本の刑法で言う「過失致死傷」。
伊学者が予知に失敗したのは、'09年4月に起きた伊中部地震。
被災地では309人が死亡、6万人以上が災禍に見舞われた。

「ナマズのエサ代なら月1000円で十分。」
て書いてる、このジャーナリスト、うまいこと言う(σ ̄ー ̄)σ

ほんまに、ナマズはともかく、プレート説では予知は不可能なんやから、
そんな無駄なお金は、全部被災地へ回せ!
それと、公表せんかったSPEEDIの運営費もなっ!
趣味でするのは勝手やけど、ボランティアでやっとけ!ヽ(`Д´)ノ

2011年7月14日木曜日

方位磁石の南北が逆転する? 房総半島で多発する『磁気異常』

トップページにも数日前に、リンクしてたんやけど
こういう現象を後出しせんと、もっと早よ公表してほしかった!
別に地震と関連するとか、予知とかって意味で記事にするんやなくて、
こういうことがある~ってことを!

もっと詳しく書いてほしかったな。
震災後は元に戻ったのかとか、もっと色々知りたい。
地震に関係してると思うけど、5~6年も前からていうのが不思議。
震源地とか規模にもよるんかな?

観測掲示板にも書いたけど、うちのコンパス、5月末頃から東に6度動いててんけど
その後ちょっと戻っただけで、今はそのまま。
何年ぶりかの投稿やってんけど、
勿論、何年も動いてへんかったからで。
うちのコンパスが動いたら、和歌山北部に地震が起こりやすいって
もう何年か前に、MUさんが教えてくれてたから
和歌山は気になってたし、和歌山の地震も最近ずっとなかったのも気になってた。
そしたら7月5日に地震。
この地震と関連してるかどうかは分からんけど・・・。
うち的には、ああ、やっぱり和歌山来たか・・・って感じやった。
めっちゃ揺れて怖かった。

その後、戻ることもなく、そのままなんやけど
ずっとこのままか、また戻るんか・・・?

このリンクの記事が、科学的根拠がないて言うんなら、
確率論予知も全くない。なんの根拠もないし、意味もない!無駄!
根拠って、単なる何年前に地震が起こったから、次は何年後~って、しょーもない確率。
どんだけ無意味かは、いや、逆にそれがアダになってる!
新潟の時で、既に証明されてるし。

東北地震発生後のコンパスの異常は、一体どうなったんやろか?
知りたい!
この記事の5~6年前からのふらつきは、10度ぐらい動いてたて、別の記事に書かれてた。

こっちの記事のほうがちょっと詳しいな。
ちゅうか、これ5月の記事やし。
それと、東北地震とは関連してないかも?

『今年の4月23日に実施した調査によると、前回は異常がなかった「海ほたる」と市川PAで、
初めて西へ15~30度の誤差が見られた。同じく、前回は異常がなかった房総半島北部でも、
大栄PAで東へ140度の誤差が生じたほか、酒々井PAではついに南北が逆転するという
大きな狂いが確認された。
さらに、これまで異常が観測された地域では倍以上のズレを観測するなど、
今年に入ってから房総半島周辺の異常は、より深刻化している。』

ってことは、震災後も異常は続いてるってことやんな。
これって、全国的にはどうなんやろ?
房総半島だけなんかな・・。
地震と関係してるかは別としても、磁気が発生してるってことには変わりないから
その後の経過も公表していってほしいな。




2011年7月3日日曜日

釜石の奇跡/群馬大院教授・片田敏孝

トップページにもリンクしたけど、
片田教授のコメントは、いつも貴重なんで、コピペしときます。

釜石の奇跡(上)

■子供たちに「地震、即避難」徹底

死者・行方不明者約2万3千人と戦後最悪の被害をもたらした東日本大震災。
大きな被害を受けた岩手県釜石市で、小中学生約3千人が大津波から逃れて無事避難した。
徹底した防災教育を受けていたことが、多くの子供たちの奇跡的なサバイバルを可能にした。
何年にもわたって同市で防災教育に取り組んできた指導者に、
今後も発生が予想される巨大災害に、私たちはどう立ち向かうべきなのかを聞く。(文・北村理)

--釜石の避難行動については、皇后陛下も関心をもたれていました

片田:先月上旬に釜石市の避難所をご訪問の際、市長に事情をお尋ねになり、
その後の和歌山県田辺市の植樹祭の折も、県知事に釜石市の防災教育について
お話をされたとうかがいました。

--国内はもちろん海外からの反響も大きい

片田:英国のBBCなどから取材申請があり、
ドイツでは報道を知ったベルリン郊外の町で釜石の子供たちへの募金運動が起きた。
国内では一般報道はもとより、ビジネス誌、教育誌、婦人誌と多岐にわたる取材がありました。

--なぜここまで注目されていると思いますか

片田:阪神大震災以降に進んだ、被害想定を前提とした防災が無残にも敗北したなかで、
被害想定を無視して、「地震が起きたらとにかく逃げること」だけを目標にした防災教育が
効果を発揮した。自然のなかで生きる人間の姿勢を見直させ、想定外の事態に対する生活防衛、
危機管理を考える上で有効だと受け止められているようです。

--地震のとき、防災教育の成果は信じていましたか

片田:実は絶望していました。現地と連絡がとれないなかで、衝撃的な映像をみたり、
釜石で多くの子供たちが流されたというデマも聞いたりもした。
「逃げるときは助け合って」と呼びかけたのが裏目にでたかもしれない…と思って。
もう防災教育にかかわる資格はないと一時は思いつめました。

--ところが、子供たちは逃げていた

片田:自分の責任として、現実を直視すべきだと思い直して、3月14日に現地入りしました。
災害対策本部の駐車場で車を降りるなり、釜石市幹部から「子供は避難してほぼ全員無事」
と聞かされた。正直力が抜けて、その場で座り込みそうになりました。

--一方で、釜石市内での死者・行方不明者は約1300人にのぼります

片田:瞬時の地震被害とは違って、津波は10分から数十分の間に高台に逃げれば助かる。
釜石では「死者ゼロ」を目標に防災教育を行ってきました。
ただ、講演会に来る大人は限られる。そこで子供を中心に考えた。
子供は学校で全員を教育できる。
子供が家で親や祖父母、近所の人に話してくれれば…と考えた。
ただ、子供から大人への波及が完全でないうちに津波がきてしまった。

--釜石の死者・行方不明者の65%がハザードマップ(被害想定図)の浸水想定区域外でした。
気象庁の予想波高が低くて逃げ遅れたという話もありました

片田:自然現象は人間の意思など無視して迫ってきます。
子供たちには「ハザードマップを信じるな」とあえて逆説的なことをいって
「地震、即避難」を徹底していました。
ある小学校では、全員が避難を完了してから大津波警報を聞いています。
犠牲者は逃げなかったか、逃げ遅れたから亡くなった。
これは厳然たる事実。被害想定が避難の足かせになったとしたら、
ハザードマップや予想波高の広報はやめるべきです。
どのような情報であれ、人は都合のいいように解釈してしまう傾向があります。
情報はなくても命は助かるということを釜石の子供たちは示してくれた。

(上)は、とりあえずここまで。
片田教授は、4年前くらいかなあ・・津波について研究し始めてたから注目しててんけど、
実際、この訓練が活かされたわけやけど、大人ももっと純粋な気持ちで行動してたらな。
ラジオが聴けんかったとか、放送がなかったとか、ハザードマップとか
本当はあまり意味がないということ。
いや、意味がないて言うよりも、かえってそれが逆効果な場合があるということ。
うちは、何回も書いてきたけど、一番被害が大きいとこほど、情報がないことが多い。
被害が大きいから、情報を流す側も曖昧なんは、今まで地震で分かる。
阪神大震災のときも、最初の報道では震源地が東海地方て言うてた。
その後、近畿地方に言い換えたけど、震度も曖昧。
新潟中越地震のときもそう。
あれだけ関東でも揺れを感じたのに、新潟県の被害は見えてけえへんかった。
夜明けと共に、その惨状が明らかになった。
予知は当然、論外やけど、情報をアテにするよりも、まず逃げる。

うちは、片田先生が子供たちに会いに行く様子を見てたんやけど
正直、高学年が低学年を連れて行くという、その時間がすごい気になってたけど、
パニックになることなく、片田先生の教えを忠実に、純粋に実行したから
全員無事やったんやということが明確に証明されたってことやよな。

釜石の奇跡(中)

■「学校教育」の持つ力感じた

--津波の予想波高を報じるべきか否かについて、
今月上旬の気象庁の勉強会で大激論がありました

片田:私はそこで、「やめるべきだ」と強硬に主張しました。
予想波高は潮位変化であって、実際に陸上で被害をもたらす遡上(そじょう)高ではない。
両者には何倍もの数値の開きがあります。
今回、地震発生直後の1回目の予想波高は釜石で3メートルでした。
1200億円かけて造られた釜石湾の防波堤(全長2キロ、海上高約8メートル)のことを考えると、
誰も避難しません。修正波高は10メートルとなりましたが、
その時点では停電で市の広報機能は停止していた。

--3メートルがひとり歩きしたわけですね

片田:情報を出す方は、どれだけ正確に数字を出せるかにこだわる。
正確さ以前に、出す情報が命を守ることにつながるかどうかの判断が大切なのに、
そこに目を向けなくなる。「巨大な津波が来る恐れがある。すぐに避難を」
と繰り返し伝えるだけでいいのでは。
防災を考えるとき、技術ばかりに走っていてはいけません。

--釜石の子供たちの行動は、防災の専門家の想像をはるかに超えていた

片田:小学1年生の子がひとりで家にいて、地震に遭った。
揺れが収まるのを待って、きちんと戸締まりをして避難した。
それをみた上級生が手をひいたり、停電で機能しない信号で立ち往生した子供たちに
近所の人が声をかけたりということもありました。
しかし、この小学1年生の行動以上の何があるのでしょうかと思います。

--子供たちには、予想波高もハザードマップ(被害想定図)も判断材料にならない

片田:ある小学6年生は、市の防災無線で「波高3メートル」と聞いた。
それで避難が遅れたのですが、家の外が浸水しはじめ、50センチの高さになったとき、
外へ避難するのをやめて自宅の屋上にあがって難を逃れた。
なぜ外へ出なかったのか聞くと、「50センチぐらいの高さでもさらわれると習ったから」という。
他にも、高台に逃げてから、津波の様子をみてさらに高い所に逃げた例もたくさんあった。
彼らの判断基準は、学校で学んだ知識と日ごろの訓練です。

--なにがそうさせたのでしょうか。
ある校長先生は「ふだんおっとりした子もちゃんと逃げているけれども、
どうも信じられなくて、何度も母親に確認した」と話していました

片田:私は防災教育よりは、受け皿となった「学校教育」の持つ力だと感じています。
集団教育の良い面がでた。学校には子供のレベルに応じて身につくように教えるノウハウがある。
みんながやるなら僕もやるという連帯感もある。
隣接する小、中学校は、普段から合同避難訓練をしていて、
震災当日も中学生が避難するのをみて小学生が続いた。「お兄ちゃんたちが逃げるから」と。

--大人はどうすればいいですかね

片田:地域のなかで学校と同じような状況をつくればいい。
防災について学ぶ場を設け、定期的な訓練で顔見知りとなり、
誰かが率先避難者として声かけ役となる。
今、釜石では子供たちが示した成果を大人にも広げようと、
地域再生プランの中心に学校をすえて、防災力を強化しよう、
コミュニティーの力を高めようという動きがでています。

(中)はここまで
被害が大きいほど、気象庁のシステムも曖昧になる。
3メートルと聞いても、防波堤があれば大丈夫と判断するのは大人の感覚で、
50センチでも危険と判断するのは子供の感覚。
気象庁が、実際の津波のほうが高かったとしても、「想定外」で終わってしまう。
あるいは、システムが~とか、言い訳は色々持ってる。
当然、そこに法的な責任もない。せいぜい言い訳と謝罪で終わる。
片田先生曰く、「巨大津波の怖れがあるから、すぐ避難!」で十分。
何メートルの意味は邪魔。
今回は真昼に起こったけど、もしも夜やったら・・・子供たちは助かってなかったかもしれへん。
いや、逆に純粋に習ってきた子供たちのおかげで、大人たちが助かってたかもしれへんね。

釜石の奇跡(下)

■「できうる限り経験を伝えて回ろう」 

--釜石小学校に印象的な校歌がありますね。
ここでも、児童が声をかけあって全員無事に避難した

片田:井上ひさしさんの作詞です。釜石という言葉がどこにもない不思議な校歌で、
「ひょっこりひょうたん島」の主題歌に雰囲気が似ている。
特に校歌の3番は、今回子供たちが示した防災教育の精神そのものだと思います。

《しっかりつかむ しっかりつかむ まことの知恵をしっかりつかむ 困ったときは 手を出して 
ともだちの手をしっかりつかむ 手と手をつないで しっかり生きる》

--被災地の各地に津波の被害から復興してきた記録がありますね

片田:日本全国どこでもそうですが、確かに言葉としての伝承はどこにでもある。
三陸地方の「津波てんでんこ」などまさにそうです。地震が起きたら津波が来る。
着の身着のままいち早く高台に逃げろと。しかし、伝承を行動に移すのが難しい。

--頭で分かっていても、体が動かない

片田:不正確に伝わっている伝承もありますから、やはり自然の知識をきちんと学び、
どう逃げるかを確認しておかなければいけません
そうやってはじめて、伝承を正しく理解したといえる。

--今後、東海地方から西日本にかけても大津波や地震を警戒しなければなりません

片田:同じ失敗はできません。しかし、西日本の沿岸部は、東北の被災地とちがって、
堤防などハード面の整備が遅れています。津波の到達時間も、もっと早くなる。

--すぐにでも対策に取り組まなければ

片田:ハードの整備には時間がかかりますが、防災教育や訓練はすぐにでもできる
釜石は試行錯誤して8年かかりましたが、実質的には昨年1年間の成果といえる。
今回の大震災の復旧・復興で現地を訪れた全国の自治体の職員は、その惨状をみて
あせりを感じています。多くの自治体から「すぐにでも釜石方式の防災教育を取り入れたい」
と問い合わせが相次いでいます。

--釜石の復興を手伝いながらで大変ですね

片田:どう対応するか思案してますが、東日本大震災の記憶が鮮明に残るここ1年が勝負だと
考えていますので、できうる限り、釜石の経験を伝えて回ろうと考えています。


(下)はここまで、以上、MSN産経ニュースより。

いつも地震が起こるたび、各地域で、ハザードマップも強化とか、
どこそこで防災訓練を実施とか、もうあっちもこっちも必死。
必死なんは、ええんやけど、継続せんと意味ない。
まぁ、もうしばらくしたら、そういう報道も少ななってくるのが、毎度のパターン。
防波堤にしろ、耐震強化にしろ、そんなすぐにできることはない。
ちゅうか、今までしてへんかったんかい!やよな。
今まで、どこかに大地震が来るたびに、何々を強化とか同じパターンやけど、
避難訓練してへんとこなんか、いっぱいある。
もう何回も何回も書いてるけど、確率予知なんか意味ない。
そやから、何十年以内に何%は信じず、
一週間後、数日後、今日かもしれへんていう危機感をもって、各人で防災するしかない。

情報のおかげで助かった人も居てると思うから、情報は大切やとは思う。
けど、それが邪魔になることもあるという事実が、子供たちの行動で証明されてると思う。

ちなみに、地震直後の各テレビ局では?

2011年6月29日水曜日

大津波対策 実現への工程明示を

記事抜粋

巨大地震と津波から生命を守るには、これまでの想定では甘すぎた。
東日本大震災の教訓を生かし抜本的に見直さねばならない。
中央防災会議の専門調査会が中間報告をまとめた。

貞観地震の研究者は、福島第1原発を平安時代のような大津波が襲う危険性を指摘していた。
それが聞き入れられなかった。

中間報告では具体的な津波対策を二つのレベルに分けた。
発生がまれな最大級の津波は、それを防ぐ堤防を造ることは費用的に現実的でないとする。
住民の避難を軸に土地利用、避難施設などを組み合わせる。
50~150年に一度と頻度が高い津波については、引き続き堤防の整備も必要とした。

以上

詳細はリンクからどうぞ☆

そもそも、千年に一度とか、50年~150年に一度とか
そういう考え方が間違てるんちゃうか!
千年前に起きたから、千年に一度になったり
同じような地域で、50年とか100年とか150年とかの間隔で過去に起きてるから
50~150年にしたり。
50年と150年の差が大きすぎるやろ!
仮に、また東北で大地震が起こったとして、それが半年後やったら
半年から千年の~て言うてるのと同じやん!
もう何年に一度とか、何%の確率でって言うのは、早よやめんと誤解を招いて
被害者増やすだけや。
「うちは、何%やから大丈夫」とか、
「30年以内らしいから、大丈夫」とか、「もう生きてるうちには来えへんわ」とかな。
人間て、不思議なもんで、30年以内言われたら、30年後ぐらいの感覚になるし
一ヶ月以内言われたら、めちゃ必死になって防災対策やら、引っ越す人も居るやろ。
数字は誤解を招くし、何の意味もない。むしろ邪魔!

もうそんな確率論なんか、さっさとやめて、そんな無駄な税金もやめて
その分で防波堤作ったらええねん!
先人が遺してくれた石碑とか書物見て、どこまで津波が到達したか調べたらええ。
それと、過去の津波の堆積物でも分かる。既にデータ出してる地域もあるし。
とにかく逃げろ!や。

それと、なんか津波ばっかりに集中してるけど
そもそも地震が起きてからの津波やねんから、
まずは地震そのものの対策もちゃんとせな!


っちゅうて、偉そうに言うてるけど
うちが一番意識が薄れるのは、高速道路。
いつも、もし今地震が起こったら・・・確実に死ぬ
て考えるんやけどな。
さすがに高速やとスピード出してしまう(;・∀・)
いつ起こるか分からんから、スピード緩めてノロノロ高速走れん。
もし、地震が起きて、うちが高速で事故ったら、思いっきり罵倒してくさい( ^ω^ )

2011年6月28日火曜日

また大震災の兆し…「6月末巨大余震説」に震える日本

HPにもリンクしてあるんやけど、いずれリンク切れになるやろから、全文コピペ

日本国民が「6月末の巨大余震説」に震え上がっている。
日本各地に東日本大震災の時と類似の地震前兆現象が起きているからだ。
メディアの多くがこの現像を大々的に取り上げ、巨大余震説は徐々に既成事実化している。
大地震の前兆のほとんどは、動植物の異常現像として現れている。
東日本大震災が発生する1週間前の3月4日、茨城県鹿島海岸にカズハゴンドウ(イルカの一種)52頭が打ち上げられていた。
また今年2月に大震災があったニュージーランド南部のクライストチャーチでは、
地震発生20日前に、ニュージーランド南部のスチュワート島の海岸でクジラ107頭が
座礁しているところが発見された。
最近、日本でこれらに似た現象が再び起こっている。
15日、石川県金沢市の浅野川から大量のアユが特別な理由もなく死んだ状態で
打ち上げられていた。
鳥取県では時ならぬマイワシが豊年だ。
5月まで1万6771トンが水揚げされたが、これは昨年1年間の漁獲量よりも多い。
鳥取県の漁師らは「このような漁獲量は阪神大震災が起きた1995年以来初めて」と話した。
イカも同様で、1日400~500キログラムが水揚げされている。
なかでもシリヤケイカだけが捕れるという。例年は1日100キログラムほどだが、
これ以上の豊年はないとのことだ。
このため漁師の間では「大震災が近づいているといううわさが住民の間に広まっている」と
伝えている。
逆にタケノコは凶作だ。日本全域での収穫量は昨年比20%に過ぎない。
このような状況の中、今月13日にはニュージーランドのクライストチャーチで
大きな余震(マグニチュード6.0)が発生した。大震災が発生してから4カ月ぶりだ。
ニュージーランドは地質学的な面で日本と多くの共通点がある。
両国は海洋プレートと大陸プレートがぶつかり、応力が蓄積される“地震多発地域”に
位置している。日本で地震の恐怖が高まっている理由はここにある。
発生時期を“6月末”と見ている理由は、ブラジルのある予言者が
「2011年6月25日午後8時53分、東京から8キロほど離れたところで
マグニチュード6.1の地震が起きる」と言ったためだ。
これが日本のネットユーザーの間に急速に広がった。
そのうえ多くの地震学者らが近いうちに大きい余震が発生する可能性が高いと指摘している。
日本の地震専門家は「明日にでも巨大地震が発生しても全然おかしくない」と口をそろえる。
大阪大学の住田健二教授は「余震で福島原発が再び打撃を受ければ、
日本のみならず海外にまで放射能が広がる恐れがある」とし
「これまでとはまったく次元が異なる莫大な被害を受けるだろう」と警告している。
以上

なんか日本国民て・・・これ読むまで(´ー`)チラネーヨ
そんな大々的にしてたかなぁ?うちが無知なだけか(;・∀・)
まぁ、とりあえず25日午後8時53分ちゅうのは、無事に過ぎてるから
予言者は、外れ~( ^ω^ )
ちなみに20時台は地震はなかったし、M6もどこにも起こらず。
ちゅうか、ブラジルの予言者て、名前ぐらい書いとけばええのに~
もしかして、ジュセリーノか?この人の予言、殆ど外れてるみたいやけどな~
予言はともかく、
阪神大震災以来て言うてる漁師さんの話のほうが注目やな。
特にイカは、東日本大震災の前兆かと思われるぐらい大漁やったし、
阪神大震災、南海地震のときも大漁やったて言う漁師さんの報告があるからな。
特に、東日本大震災の前兆と思われるヤケイカ、今回のシリヤケイカていう種類。
これが前兆やったとしても、どこが震源かまで分らんしなぁ・・
イカさんに聞いてみたいなぁ(;・∀・)

あと、阪大の住田教授の言うてるのは、ちょっと違うやろ
すでに広がってるし!
武田先生が、いつも言うてる福島原発は、何かあったところで
もう殆どの放射能が出てるから、心配ないって。
次元が違う膨大な被害は、福島以外の原発のことやん!
特に、もんじゅ。
住田みたいな人に限って、想定外とか言いそうやな。

とにかく、予言者も教授も無視して、イカとかの現象に注目!
いつ、どこでかは分らんから、防災!減災!
もう今は大分みんなも意識してると思うけど、備蓄を再点検しよう!
水、食糧とか、その他備品を長期、中期、短期の避難に備えたり、
また家族に合わせて、乳幼児、ペットの分も余裕をもって備蓄しとこな!

今、西日本に大地震が起こったら、どうなるか?
想定外で済まんよな。今の政府もアテにならんから
自分の身は自分で守ろう!

2011年6月20日月曜日

「超巨大津波の衝撃」~そのとき生き残るために~

TBS 2011/06/13(月)01:25~
震災報道スペシャル
「超巨大津波の衝撃」~そのとき生き残るために~

明暗を分けた「避難」
大津波警報は地震発生の3分後
気仙沼市内の避難所にて被災者100人に聞き取り調査(6/4~6/5)
☆避難時の移動手段
車(途中で乗り捨てた場合も含む)39.7%
徒歩 54.2%
自転車・バイク4.8%

地震直後から渋滞
防災無線は、徒歩での避難を呼び掛けてたのに、
☆なぜ車を利用したのか?(複数回答)
車でないと間に合わない(行けない)と思った 57.6%
家族で避難しよう(迎えに行こう)と思った 27.3%
いつも車を使っている 27.3%

確かに、車で逃げたくなるよなあ。
そういえば、あれなんの映画やったっけ?
津波が来る映画で、渋滞してて身動きとれんていうやつ。
バイクで高台に逃げた若い男の子と女の子が助かったていう映画。
311のとき、大阪も揺れた。
けど、揺れ方が違うのはすぐ分かった。
多分、震源地は遠いはず!どこやろと思て、すぐに情報をネットとワンセグでチェック
ほんまに映画みたいな映像で、びっくりした。

あっ、もしかしたら、車と徒歩の回答数が入れ替わってるかも?
検索してみたけど、情報なかったんで、覚えてる人が居たら教えてください!


それから、高知県土佐市の地層を調査した結果
1707年宝永地震  津波堆積物15センチ   13.5メートルの津波の記録
2000年前の地震  津波堆積物50センチ   それよりもはるかに大きい
2000年前の堆積から、かなり大きな津波が起きた形跡があったらしく、
20メートル超かもて言うてた。

で、大阪市立大学/原口氏は
海岸から運ばれてきた地層を調査した結果
気仙沼市の津波堆積物(3000年前~6000年前)で
約5400年前、5000年前、3700年前と巨大津波が何度も起きた痕跡があった。

こういうことから、東大の古村(←コイツ嫌い!)が
「猛反省している。いろんな先入観を捨てて、どんな地震が起きるのか、
起きる最大のものを過去にとらわれず想定する。」
ちゅうてたけど
相変わらずのプレート説信者で、そういうことを前提にしてるから
こういうことになるねん!
まずは、プレート説ちゅう先入観やめたらええねん!(-∀ー#)
過去にとらわれずて・・・先人の残してくれたことには、ちゃんと耳を傾けんかい!
しょーもない当たらん確率予知のために税金使うな!( ゚Д゚)ヴォケ!!


この番組の最後に寺田寅彦氏の遺したメッセージが流れた

『こういう災害を防ぐには、人間の寿命を十倍か百倍に延ばすか、
ただしは地震津浪の週期を十分の一か百分の一に縮めるかすればよい。
そうすれば災害はもはや災害でなく五風十雨の亜類となってしまうであろう。
しかしそれが出来ない相談であるとすれば、
残る唯一の方法は、
人間がもう少し過去の記録を忘れないように努力するより外はないであろう。』

寺田寅彦 津波と人間 


人間の記憶は、必ず薄れる。
それがどんだけ辛いことであって、悲しいことであっても、
年月と共に、忘れることはなくても薄れる。
そやから生きていけるんやとも思う。
毎日毎日、何年も何十年も泣き続けて、悲しみ続けては生きてはいけんもん。
時々涙しても、時々とてつもなく孤独に陥るほど苦しくても・・・な。
今回の地震で、どれだけの人が、いかに先人の遺してくれたメッセージを
肝に銘じることができるんやろ。
少なくとも、先人の記録を大切に守ってたら、こんな甚大な被害にはならんなかったことだけは
確かやと思う。
阪神大震災後、教訓に!語り継ごう!風化させんように!って言うてたはず。
北海道の津波のときもそう。
そんな何百年も前のことやないし。
今まで起きた地震、津波、こういう天災の記録は山ほどあるやろうし
昔と違って、今は石碑を作らんでも、ネットでバンバン残せる、広げられる時代やのにな。
こういう記録こそが予知やと思うけどな。
しょーもない予知に税金使うより、防災に使た方が確実に減災できるはず!

観測掲示板

昨日から観測掲示板がアクセスできなくなっています。
レンタル先のトラブルだと思います。
復旧後、また観測に変化があればアップしていきますので
ご了承ください。

2011年6月17日金曜日

分けました♪

やっぱし、原発関連は別のブログにしたので
放射能・原発関連ブログ
のほうへ、お願いします♪

カレンダーが化けていますが、試行錯誤中なのでご了承を☆
chromeとFirefoxとIE6やと見られます(;・∀・)

あと、放射能測定掲示板も、順次更新していきます!
まだ転記できてません(´・ェ・`)

2011年6月11日土曜日

とりあえず

原発のこととか、最近書いてるけど
地震とも関連するものに関しては
こっちで書くけど、
原発だけ!とかは、気ままにボヤキ@姫♪ に書いていくから
原発関連とか、興味ある人は↑へどうぞ♪

どっちゃにしろ、ボヤキまくりやけどにゃん(;・∀・)

ほな、今後ともよろしくで~す☆

2011年6月1日水曜日

たかじんのそこまで言って委員会 2011/05/29 武田邦彦先生出演

久々の出演やったのに、あっちゅう間に終わってしもた~(´・ェ・`)

とりあえず、

http://www.youtube.com/watch?v=i8unnON3HyU&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=o6ChxurdXiM&feature=related

削除あるかな?
これも一応、書いとく~☆(ちょっと手抜き(;・∀・))

※映像での文面(参照http://takedanet.com/2011/04/post_f444.html)

さらば!
「反原発派に取り込まれたのか!」
かつて原子力を共にやってきた仲間からがメールきた。
さらば! 原子力
原子力村に帰ることは、もう許されない。
それで良い。


私は原発「推進派」から「批判派」に変わったわけですね。
我々は地震津波で倒れることを想定外と称して
想定外は「国民が被曝すればいい」なんていう
そんな技術をやって来たつもりはないということで、がっくりきました。
事故が起こったから、みんな反省して
本当のことを言ってくれると思ったんですよ。
そしたら、もうそこで嘘のつき通し
こうなりますと、これはいかに原発技術が正しくても
もしくは安全でも
もう一回こういう「被害」を日本国民に与えて
かつ日本国土が使えなくなるということになるので
私はもう完全に原発は止めたほうがいいと変わったわけです。

※映像での文面
『メルトダウンをメディアは恐ろしいことのように言いますが
現在の福島原発は、それより酷い状態なので
メルトダウンは怖くありません。
簡単に言うと、福島原発の事故は、原発自身については終わりつつある。』
【学校の放射線量年20ミリシーベルト!?】
『1990年のICRPの勧告以来、【一年に1ミリシーベルト以上は危ない】
というのは、国際的に確立している。
子供は感度が高いので、もっと低い基準にしなければならない』

武田邦彦の思い・・・
『私は何をしてきたのだろう?
石油は日本にないから原子力・・・浅はかだった。
子供を被曝させたら、そんなことは何も意味もない。
福島の大地が綺麗になり、笑顔の生活が戻る日まで
私はへこたれないぞ。 この野郎!!』

たかじんの「何かスッキリしないものを感じる」発言に対し
武田先生は
「もう福島原発はスッキリしてますけどね。福島原発はもうダメになっちゃって。
もうこれ以上は何も起こりませんけど。
福島原発は最初の、3月の12日から20日ぐらいの間に殆ど全部壊れちゃった。
それで落ちてしまった。半分くらい落ちてしまって、
今ホウ酸を入れてるのは、多分作業員の中性子被曝を止めるためだと思います。
爆発したときは、京ベクレル近く出るって事はみんな分かった。
風が東南から来たら西北に行くわけでしょ。
そこのとこをずーと行くわけですよ。
そこのところがものすごく被曝するから、すぐバスで横によけさせなきゃいけない。
そのデータを全部出さなかった。
気象庁もSPEEDIは文部科学省だから、それはSPEEDIがやれって言ってやらなかった。
気象庁は、せめて風向きぐらい出すべきだった。
だから、あの時漏れた量を出して、風向きを出したら
そこに居る国民は救われた。全部駄目だった」

辛坊「相当数危ないレベルで被曝している日本人が居るということですか?」

武田「だってSPEEDIがあとから発表した量は、凄い量で、
100ミリシーベルト領域っていうのが広かったわけですよ。
だからちょっと言いにくいんだけど、相当なもんなんです」

田嶋「犯罪的だよね」

武田「あの頃マスクさえさせれば。
大体放射線物質ていうのは、インフルエンザウイルスより大きいのでね。
N-95のインフルエンザ用のマスクさえさせれば
最初にフワーと飛んできた黄砂みたいな放射性物質を全部体に入れないで済んだ」

勝谷「内部被曝してるっていうことですね。
これ、例えば集団検診したら、下手したら大パニックになりかねない」

武田「甲状腺癌の小児の一番早い例で、4年目ですからね。
今すぐ計ったって直ちに健康に影響ないことは当たり前だから。4年目から出ます」

辛坊「あのとき政府はヨウ素剤を飲ませたんですか?」

武田「飲ませませんでした。
ヨウ素剤っていうのは、50ミリシーベルトまで被曝したときが一番有効なんです。
すごくおかしいことにSPEEDIは50ミリを公表しなかったんです
100ミリからしか公表しなかったんです。だからあの図には、色んなトリックが
隠されている。
つまりヨウ素剤を配って、防御しなきゃなんない時期は示してない。」

辛坊「最悪4年ぐらい経った段階で、甲状腺癌の出る可能性がある?」

武田「日本人がロシア人と同じだったらそうですね」

辛坊「同じでしょ。それは。」

武田「分かりませんけど、そりゃ民族が違うと、政府がそれを考えたかもしれない」

勝谷「今、体内被曝を計る装置がありますよね。すぐにでも集団検診すべきじゃ?」

武田「体内被曝を測定するのは、誤差が大きくてあんまりアテになりません」

勝谷「症状が出て初めて分かる?」

武田「そうです。計算が合わないぐらいなんです。」

田嶋「もし被曝した人は、4年後でも国や東電は全部補償しなければいけないですよね」

武田「それはそうですけど、やっぱり今一番大切なのは、
放射性物質は目には見えないけど粉なんです。単に粉がその辺に付いてるだけです。
もしお母さんはその粉が分かったら、それは子供に毒だから拭くと思うんです。
残念ながら見えないから拭かない。
今一番すべき事は、福島県に(東京もそうですけど)散らばった放射性物質を
とにかく除いちゃえばいいんですよ。
チェルノブイリは20年間で、大体20センチ下がってるんですよ。
だって一年に1センチレベル。日本は雨が降るから少し早いと思う。
それを言ったら、僕のブログを見たある市長が、小学校の庭を取ったら
10分の1ぐらいになっちゃったわけですよ。とにかく表土を取っちゃうんですよ。
だから僕は被曝してどうだとか、20ミリが良いとか、そういうくだらないことを
言ってないで、補償問題なんか後にすりゃいいんですよ。
補償問題が出てくるのは4年後だから。
それよりも出てこないように今すぐやってね。
もしも日本が原発から出た放射性物質を工業力と財力で全部きれいにして、
福島の大地を元に戻したら、世界は賞賛しますよ。
だから、これをやるべきでね。」

田嶋「でも、どうやってやるんですか?」

武田「要するに削ればいいんですよ。
僕は福島のサッカー協会はすぐ、サッカー場、トンボでやってくださいと。」
それだけでいい。」

田嶋「放射能で汚染された削った土はどうすんですか?」

武田「それはもう福島の原発に返しゃいいんですよ。」

-全員爆笑-

武田「当たり前じゃないですか。そりゃそうでしょ。
自分の家で汚いもんが、お隣さんに行ったら、お隣さんからまた自分の家に
持って来ると思う。」

田嶋「だけど、海が近いから海からまた流れ出て、ほかの国の漁業・・」

武田「僕は、福島の原発を全部きれいにした土を、原発の5キロ以内に仕舞うと
どのくらいになるのかなと思ったら、ちょっと15メートルぐらい高くなるけど
一応、全部持って行けます」

田嶋「置いといたら、そっから永遠に放射してるんですか?」

武田「そんなことありません。土壌を洗浄して、それを蒸留塔でかけて、
蒸留塔のこっちにちゃんとフィルターを付けときゃ、ドラム缶に詰めて
それをどっか持って行って処理するときれいになります。
きれいにすることはできるんですよ。
今、きれいにしなかったら、福島の大地は20年間汚染されたまま」

辛坊「武田さんが司令官でやりましょうよ。それしかないでしょう。」

武田「国会の委員会で、そういうこと聞かれたから。
私がもしやるんだったら、すぐ土壌を移動して、土壌洗浄用を作って
蒸留塔を作って、全部やりますと。」

辛坊「それを委員会で聞いてた国会議員の方々は、どんな感じなんですか?」

武田「なんかやってくれそうな気もしましたけど、分かりません。」

ざこば「推進派から批判派になって、反対じゃないですか。批判するだけなんですか?
もう原発は反対なんですか?」

武田「日本の原発で、今一番危ないのは、北陸にあるもんじゅ。
これやられますと、大阪なんか全部いかれちゃいますからね。
その次には浜岡原発。それからそのほかの原発。
今一番安全なのは、福島原発。」

-全員爆笑-

三宅「今54基これまであった原発が、これから定期検査に入っていくし、
それから今停止しているものが再起動するのも、なかなか地元の合意が
得られなくて。
42基がまもなくストップするということが新聞に出てましたけど。
そうすると、何も東北・関東に限らず全国的にエネルギー不足というのが
この夏は非常に深刻になりますよね。どうすりゃいいんですか?」

武田「私はこういうふうに思ってます。中部電力は、電力の原子力率は大体18%。
現実今まで止まってたりしてたから、実質11%なんですね。
それで、各企業なんか持ってる石油火力、石炭火力を中心とした火力発電は
大体その半分くらいで5%ぐらい。
中部電力の場合は、とりあえず浜岡原発を止めて、自家発を出して、そして
5%くらい節約するという回避しか、現実的に回避する方法はない。
ところが、関西電力40%を超えるところは、すぐできないですね。
だからこれをどういうふうにするかっていうことは、
僕は中部電力の今年の夏の状態を見ながら、できるだけ早い時期に
とりあえず予備の火力発電所を石炭火力発電所がいいと思います。
それはどうしてできるかと言いますと、高度成長のときに、石炭火力を作ろうと
思ってやめたところが大分あるんですよ。実は、浜尾原発のすぐ横にはすぐ
直行できる石炭火力発電所の建設予定地があったんです。 
それを原発に切り替えました。
それを戻すことによって、ある程度繋げるんじゃないかと私は思ってます」

宮崎「浜岡は6号機予定地っていうのがありますよね。そこが利用できるかもしれませんね」

三宅「そうすると前任の総理大臣が国連総会で言ったように、25%CO2をカットするなんて
もうチャラだね。」

武田「CO2は出したほうがいい」

勝谷「武田先生の理論は、全部繋がってるんですよ」

武田「それから少しは協力できるかもしれないですね」

ざこば「今ある原発を安全にしようとしたら、どうしたら安全になるんですか?」

武田「一つは、原発の上に大きなドームをかける。
それからもう一つは、慎重派の人が設計したやつと、国の基準は全部いいかげんなんですよ。
例えば、福島原発は5.7メートルの津波、それで東京電力の社長が、国会で甘かったと
言って謝った。みんなは納得した。そんなふざけたことはないですよ。
東京電力が甘いから、国に国民の変わりにチェックする機関を置いて、何百億とかけて
保安院、それは何もチェックしない。だから東京電力は、私企業だし、独占企業だし
多少いいかげんなことするんですよ。だからそのために、国に置いてるのに、
国会で誰も追及しないですよ。
それは東京電力さんは分かったと、だけど国民の変わりに国で追及してる人
いないんですから。
それと同じ事が、女川原発ってあるでしょ。認可は津波9メートルなんです。
ところが、東北電力に慎重な人がいてね、
"いくらなんでも仙台に作るのに、9メートルはちょっと低いんじゃないか"って
言って。ちょうど東北で15メートル土地があっから、そこに作って、偶然にあれ
助かった。だからもう、そういう体制ですからね。
原発によって、やや安全なやつもあるんですよ。慎重に作られてるやつが。
そういうやつは動かせる。3割ぐらいありますよ。

辛坊「どこの原発き安全なんですか?」

武田「泊なんかも結構安全だし」

ざこば「ドームってお椀のごっついやつで、それで揺れたって大丈夫なんですか?」

武田「揺れたら、そのときから原発はバーンといきますから。原子力発電所がね、
名古屋市長の河村さんが、僕に
”原子力発電所が壊れたら、名古屋の人が困るから原子力発電所の、敦賀とか
浜岡の安全性をチェックしてください”と言うから、それは無駄なこですと。
どうせ壊れますと。だから壊れたことを前提に、名古屋市民をどうするかを
検討したい。電力会社と相談しましたよ。僕は、ボーっといったらね
木曽川に流れて水が飲めなくなる。だから、電力会社はペットボトルをどこに
確保してますか?って、”確保してない”って言うんですよ。
今度は子供が疎開しなきゃなんないから、疎開先の小学校はどこにあるんですか?
”ない”って言うんですよ。土壌が汚れるからね、それを持って行ってもらわないと
どこに土地があるんですか? ”ない”って。ということはね、原発は異常な状態に
ある。どんな製品でも、どんな工場でも、それがなんか変なことがあったら、
それをやってる企業体か、もしくは国か、なんかがそれをちゃんと守るようなことに
なってなきゃおかしい。知らないって言ってるわけですよ。
そんな状態では、僕原発駄目だって言ってるんですよ。
僕、技術者で非常に苦しいんですけど。
原子力をやる限りは、そのことが駄目になったときのね、全然関係ない人たちを
助けてあげなきゃね、これはもう技術とは言えないです。
私は良い技術ができても、ああいう巨大技術をやるだけの社会の誠実さっていうのが
ないんですよ。」

田嶋「日本は優秀な技術力があっても、それをマネージして国力にするだけの力が未熟」

勝谷「被災地でも同じ。自衛隊は機能したんですよ。そっから先がない。」

宮崎「義捐金貯まってるんだよ。それを先に出すことができない」

たかじん「先生の言うこと聞かんと、このままやってたら収束するのに、どれぐらいかかって
先生の言うとおりやったら、どれぐらいで収束する予定ですか?」

武田「何もしなかったら30年は、福島の土地は誰も入れません。
野菜作ったって、汚い大地で作った野菜は必ず汚れてます。
だから農業を復興したり、人が帰るために、必ずのけなきゃなんない。
一年以内でできる。一年で帰れる」

たかじん「事故というのは、起こり得るという前提でやっていかないかんと」

武田「福島原発だけが危険だったわけじゃないからね。みんな一緒だからね。」

たかじん「地震も津波も来るもんやから、普段から早よ走れいう練習しとったらええ
っていうことと同じようなもんやね。」

武田「事実、チェルノブイリのときには、ヨウ素剤をちゃんとソ連もポーランドも持ってた。
ソ連は保健所にあったから配らなかった。それで甲状腺癌が出た。
ポーランドは家庭に置いてあった。これは核戦争用ですよ。原発用じゃなくて。
核戦争用に配ってたわけですよ。
それをみんな飲んだから、ポーランドは一応の調査では、甲状腺癌ゼロですからね」

辛坊「一番酷いと思ったのは、アメリカが”うちの備蓄のやつを日本で使ってください”と
言ったら、厚生労働省が”それは薬事法上、問題があるんじゃないですか”って
本当ですか?」

武田「本当ですよ。アメリカ人は、日本から帰ってきた人に任意でヨウ素剤を配ってるんです。」

辛坊「それ、殺人じゃないですか」

武田「殺人ですよ。今度はもういっぱい殺人ありますよ。だって最初に爆発するときね、
実はさっき言ったことは、こういうことなんです。原子炉容器っていうのはね、
おかしくなってから、爆発するのに一日ぐらいの余裕がある。
大きいから。今度もそうでした。原子炉、格納容器、建物全部がやられて、
外に放射線が漏れるまで一日ぐらいの余裕がある。
なぜかって言ったら、大きいから反応が鈍いんですよ。
だから、今度でも地震が起こった11日の午後6時頃には、これはいくなってことが
もう分かってるんです。実際にいったのは、次の日の午後ぐらい。
だから、その間にバーッと行って逃げてたら。
だから、それを逃げてたらもう何も起こらなかった」

辛坊「逃げるどころか、管さんはヘリコプターで行って、ここは大丈夫だって言ってるのと同じ」

武田「そうです。しかも原子炉は損傷がないなんて言ってる。あの時点では原子炉が
損傷してるってことは、東京電力のデータ、全部出てる。」

辛坊「それは技術者は、分かってたわけですか?」

武田「分かってますよ、勿論。だから夜の8時頃には出てる」

辛坊「管さんは、官邸に戻って”圧力容器、その他には問題ありません”って言いましたよね。
あれ騙されたんですか?知らなかったんですか?」

武田「分からない。誰かが嘘をついている。
東電の最初か、原子力安全委員長か、首相か三人のうち誰か」

勝谷「アメリカは分かってたから、ヤバイよって」

武田「アメリカは80キロ待避」

勝谷「これは業務上過失傷害で、福島裁判とかやって、あいつら全員潰さな駄目」

武田「僕は意図的ちゅうかね、びっくりしちゃったんです。
データ見て、これどうなんだと、それでそういうふうになっちゃった」

勝谷「あの頃の先生のホームページ怖かったもん」

武田「僕はびっくりして、こりゃいかんとホームページ書き始めた」


ほんまに、今は誰が何言うたとか、どーでもええ。
今のうちに証拠は残しとけばええやん。
いずれ裁判や!
勝谷の業務上過失どころか、殺人罪や!
それより、今は除染。
もう雨もいっぱい降って台風まで来てしもたやん。
馳は何してんねん!
なんのために武田先生を参考人に呼んだんや!
さっさと行動せぇ!

目に見えんのが難儀。
心配しすぎなんか、もっと深刻なんか
想像でしかないから、ガイガー注文した♪
計測できるようになったら、ちゃんと公表していくでぇ~(`・ω・´)

2011年5月28日土曜日

【動画】密着! 武田邦彦~福島で見せた、原発科学者の覚悟!!~vol.1[2011.05.28]

読売TV「増刊!たかじんのそこまで言って委員会」
5/28(土)放映した中で、武田先生が福島の学校へ行った放送部分で
放映されなかった映像です。

http://ex-iinkai.com/free/detail40.html

増刊号より抜粋↓


5月16日(月)15時から
福島市民主催の講演会 MAXふくしま にて定員200名に対し400名の来場
演題「食と放射能」


実は非常に言いにくいんですけども、最初の一撃の時
つまり3月の下旬に福島市にいて
マスクもせずに、普通に生活している人は
さっき計算したんですけど、2ヶ月ぐらいどこかに
行ってないと、辻褄が合わないんですよ。
できるできないは別ですよ。
殆どの人は移住できません。よく知ってます、僕も。
だから色んな手で防ぐしかないですね。
それはまず食材を完全にきれいにする。
これは、今むしろ逆になってるんですよ
東京とか静岡とか、あまり被曝していない人が注意してきれいなものを食べてる。
福島は地産地消って言ってる。
僕は福島の地産地消はやめてくれ。
福島が一番いけないんだと。
なぜかって言うと、福島の人は空間から受けちゃってるから。
もう絶対にそれ以外受けちゃいけないんですよ。
とにかく、放射線が入ってないものを食べる。
お百姓さんに悪いけど、しょうがない。
それこそが消費者が安心して食べられる農作物なんです。



同日19時より2回目の講演 二本松市にて 定員400名に対し1200名
演題「福島県の復興はきれいにすることだ」

私は若い頃、原子力をやってですね、日本はエネルギーが少ないから
豊かな生活ができるんではないかというふうに
若き技術者のときに思って、原子力に身を投じたわけです。
大変今からみると、これはまずかったと。
なぜ、ますがったと私が思っているかというと、
日本の原子力技術は世界一なんですけど、
これほどの嘘をつく社会でね
原子力技術のみたいな巨大なことはできないと思いましたね。
やっぱり国のトップに立つ人たちが、
特に我々のような専門家、やはり誠実さがあるっていうことが
これがやっぱり原子力のような巨大技術をものにできるという
ことじゃないかと思うんですね。
その点で私は非常にがっかりして、こりゃもう駄目だったと。
私にとっては、人生の20年ぐらいを捨てることになるんですが
やっぱりこれは原子力をやるべきではないというふうに
現在では思っているわけですね。


以上、
多分、明日の放送で続き?あるかも?


アンケート結果

20011/05/20 衆議院科学技術特別委員会【武田邦彦参考人意見】まとめ

これも文字にしといた~☆


今朝のテレビで、福島県の小学校の基準を20ミリシーベルトと
文部科学省が出している。
ややいかがわしい計算ですが、1時間に3.8マイクロシーベルトまでいいと。 
これを下回ってもご父兄は納得しないと。
だから運動させることはできないんだと、いうようなニュースが出てました。

こういったご父兄の気持ちはどこから出てくるかと言いますと
原子力発電所が事故を起こしますと、漏れる放射線量、
放射線量はいっぱいあるんですけど、ベクレルというのが大体億単位、
数億ベクレルが、普通の放射線が漏れたときの値です。
数億ベクレルが漏れると、社会ではどういうことが起こるかというと
新聞には一面にデカデカと出てます。
原子力発電所から数億ベクレルの放射線物質が出たと、
国は大騒ぎして、研究員を派遣したり、原子炉が止まったり
再開するまで3年掛かったり、こういうことをするんですね。
それが数億ベクレルなんです。今回福島原発から出た量は、それの1億倍なんです。
数京ベクレルから数十京ベクレルです。

ですから通常、新聞や国家が大騒ぎする量が、数億ベクレルに対して
今回、福島原発から出た量は、何十京ベクレルなんです。
ということは、何十億倍なんです。通常、国家が大騒ぎするレベルの
例えば20億倍、そういった量が今回の福島原発から出たんです。
普段、数億ベクレルが出たときに大変危険だというので、
原発を数年止めてやるという政府が、それの1億倍出たら安全だと言ったんですね。
これを理解するというのは、普通には到底できません。
ですから、普通の心境としては、これは嘘だというふうに思うのが当然であります。

したがって、現在福島県を中心とした方々、特にお母さん方が非常に強い不安感を
もっておられるということは、これは政府発表を中心としたものが作り出した
非常に強い不信感だろうと思います。

例えは難しいですけど、1円でも節約しなきゃならないと言っていた人が
突然10億円を前にして、捨てなさいと言ってるようなもんですから。
それを庶民が理解するということは無理であります。

もう一つ、テレビで言っていましたが、
ご父兄に20ミリシーベルトが安全であるという説明ができないと。
それは当然できないわけで、20ミリシーベルトは、1ミリシーベルトよりも
発癌リスクが20倍になるということですから、
20倍になると言わなきゃいけないということですね。
しかし、20倍になるのをどうして我慢させるのか?
私たちの将来を担っている子供たちに、なぜ我慢をさせるのかということを
しっかりと説明しないと、お上が20ミリと決めたから、
その通り信じなさいなんて江戸時代じゃないんでね。
これはもう皆さんが納得しないのも当然であります。

ここのところも非常に大きな問題があって、実際にお子さんを育てておられて
福島の小学校に通わせているお母さんに対しても、やはり気持ちを分かって
今までの政府がやってきたものとの整合性をとってもらわないと
これは解消しない問題であると思います。

それから論点の第二点なんですけども、科学的に振りまして・・。
私はずっと科学の分野で原子力をやってきて、こんなになって深く反省をしておりまして
自分は原子力をやってきたのが、本当に良かったのかと、
こんな結果になるような技術をやってきたのかという、
非常に深い自責の念があるんでありますが。

これはどこにあるかっていうと、一年1ミリシーベルト以上は危険であるということに
基づいているわけですね。
最近、一年100ミリシーベルトまで大丈夫だと言われる人がいて、
私は、非常に残念に思うのは、原子力の技術体系全体が、一年に1ミリシーベルト以上は
危険だということによって、原子炉は設計され、研究がなされ、
すべての法体系が揃ってるんですね。

技術というのは、技術自身が独立して存在するわけじゃなくて
一年に100ミリシーベルトまで、もし大丈夫ならば
現在の原発は安全なんです。福島原発ですら、もしも一年に100ミリシーベルトという
基準に変えるんだったらですね。
あれは化学工場の火災事故と変わらないんですよ。
原子力発電所の事故が危険なのは、そこから放射線が漏れて1ミリシーベルト以上の被曝を
するからこそ、国家としても、乗り出すような大事件なわけですね。
ですから今回、一年に20ミリシーベルトとか、
一年に100ミリシーベルトが大丈夫であるということになりますと、
原子力技術全体を全部変えなきゃいけませんし
原子力の安全基準から、設計基準からを全部変えなければいけません。

そして今、エネルギー議論なんかありますが、もしも一年に20ミリシーベルトとか
100ミリシーベルトが安全であれば、別に自然エネルギーとか言わなくても
原子力をやればいいわけですね。ですから、一年に何ミリシーベルトぐらいまでが
日本人としての被曝として安全であるということを
どこに定めるかによって原子力政策から、エネルギー政策から
現在の被曝に対する補償から全部変わるっていうんですね。

ですから、ほかの参考人からご説明があったように
国際的に一年1ミリシーベルトって決まっているものを今更変えることはないと思う。
それを変えてたら、私たちは何のために放射線とか、原子力をやるときに
防御をしてきたのか、何のために設計をしてきたのか言えばですね、
私は原子力の仕事をずっとやってきましたけど、原子力の機器を発注すると
普通の機器の5倍くらい値段がするんですけど、
なぜするかと言ったら、一年1ミリシーベルトだから高いんですね。
それで重工の会社は儲けてきたわけです。
それを突然今100ミリシーベルトまでいいって言うんだったら、
普通の5分の1の安い機械を買えばいいわけですから。
全部の体型が変わるわけですね。
その中で、文部科学省が一年20ミリというふうに変えたって事は
極めて大きな影響もあり、それが主に子供に対して適用されているということは
非常に大きな問題であろうと思います。

私の技術論というのは、人間は空を飛ぶべきではないから、飛行機はいけないと
いうような議論は取らないんです。
勿論、人間は空を飛ぶべきじゃないかもしれません。
初期の飛行機は次々と墜落しましたから。
だけども、それがクリアされて安全な飛行機になれば飛べるということですね。
原子力発電所もそうで、原子力自体をやるべきではないという議論、
私はそういう考えではありません。

原子力発電所が、社会に対して良い影響も与え、悪いことをしないというんであれば、
墜落しない飛行機になるわけですから、それは科学技術として採用すべきだ。
しかし、そこのところをはっきりしとかないと、曖昧にして事柄をやると。
今度の原子力発電所の事故は、原子力発電所が必要であるから
エネルギー政策上必要であるから、原子力発電所は安全だというような
論理の逆転が今度の事故を招き、多くの人を苦しめたんじゃないかと思います。

最後の論点ですけれども、現在福島原発から残念ながら、放射性物質が出たんです。
一応、一年1ミリシーベルトということを守るということを前提にお話しますと、
モヤモヤとした放射性物質が出て、これは国が一番最初に間違ったことを言いましたが、
皆さん多くの方が間違っていますが、
放射線は距離の二乗に反比例するなんて仰ったものですから、
皆さんが原子炉から離れれば大丈夫だと思っておられますけれども
放射線自体は光ですから、自分の目で福島の原発が見えなくなったら
放射線は来ません。現在、中性子は出ていませんから。

ですから、放射線というのは、福島原発の見えないところ、
自分の目で見えないところには来ません。
現在来ている放射線というのは、福島原発からドカーンと爆発したときに、
火山の灰のように、風に流れてず-と行ったものですね。
これは今度の場合、西北に流れました。

これは例えば政府でいえば、気象庁が全力を挙げて風向きを予測しなきゃいけなかったのに
気象庁は、SPEEDIがあるから、これは原子力安全委員会が持っているんだから
そっちがやれって言ったと。
今度はSPEEDIのほうは、あまり放射性が大きいから、これを発表しないんだと言うと。

国民は税金を払ってSPEEDIを作り、気象庁が持っているにもかかわらず、
どこに放射性物質が飛んでくるか全く分からない状態で、
最初の被曝をしてしまったわけです

私は、付近に居る人を逃がさなければいけないと思ったもんですから
ブログを書いた。そのときに私が参考にしたのは、ドイツ気象庁のデータだったんです。
私はとても悲しい思いをしました。日本は科学技術国でありながら、気象庁が細かく
花粉の状況とか、火山の噴火の状況の予想図を出しているにもかかわらず、
国民の命に極めて重要なことになると、引いてしまったわけですね。
原子力委員会のSPEEDIもそうです。

だからまず第一に私たち技術者は、原子力をやっている人たちは国民の命を
原子力から守るのが第一ですから。
起こってしまった事故は、仕方ないんで、
それに対して最大、損害を少なくする行為をするべきだったと。
そういう意味では、極めて大きな不作品による被曝を福島の人たちにさせてしまったと
いう感じが致します。

ところで、フワッと飛んでいくわけですから、単なる粉なんですよね。
放射性物質というのは、単なる粉なんですね。
粉と言ってもいいですし、塵と言ってもいいし、ゴミと言ってもいいし
なんでもいいんですけど、そういったものです。
大きさは大体花粉みたいなもんで、重さは黄砂ぐらいのもんです。

そうすると飛んでいきますから、3月は空間の線量が高いわけです。
福島原発から放射線が来たんじゃなくて、この部屋でも結構今ありますけど。
この部屋に福島原発から飛んできた放射線物質が何億とあるんです。
そこのちっちゃいところから、我々は弱い放射線の合計を受けている。
現在ここは、自然放射線0.02に対して、その10倍であるとか
そういった量になってるんです。

だから3月の最初は、空気が汚れているわけです。
4月の初旬になりますと、私のブログの読者から寄せられるデータを整理しますと
地面に落ちますから、地面が非常に高くなる。
その頃私は、お子さんを外出させるときは、
手を引かないで抱っこしてくださいと言ったんですね。
やっぱり、下よりか上に行かなきゃいけませんから。
4月の下旬から連休になりますと、それが流れまして
屋根に乗った放射性物質は、戸井に出てきます。
それから散ったものは吹きだまりに集まります。
現在は側溝から、さらに進んでマスの所に移ってきます。

この前、福島県に行って測定してきましたら、
普通のところが1時間0.9マイクロシーベルトに対して、
側溝の溝を計りますと、9マイクロシーベルトでした。
9マイクロというと、ものすごく大きな被曝をしますから、
絶対に子供は近づけちゃいけない。
僕はそこの人に、子供が近づかないように
黄色の枠をしてくださいと言ったんですね。

このことは何を言っているかというと、
放射線を防御しなきゃなんない国としては、時々刻々正しくやらなきゃいけない。
ところが自治体なんかが放射線量を計ったんですよ。
それが地上15メートル、5階なんかで計ってる。
それを文句言いますと、機械が足りないから、壊されるといけないから
5階で計ってるんだと。5階なんかに人は居ませんから。
赤ちゃんは特に危ないわけですけども、
0.5メートルぐらいで計ってもらわないといけない。

だから公表されるデータ自身がいい加減なわけですね。
これは命に関わることだから、やっぱり機器の値段なんか言ってないで
ちゃんとしたデータを国民に提供するということが非常に重要だと思います。

最後に、粉でありますから、除けるんですね。
校庭だったら、校庭の表土を取る。
チェルノブイリのデータを見ますと、はっきり分かりませんが
20年で20センチ沈んでますので、一年に1センチの割合。
でも日本は雨が降るので、もうちょっと進行するとします。

ですから梅雨の前に、福島県の汚染されたところを、
とにかくのけて欲しいんですよ。これは是非、先生方のお力でのけてほしい。
今は逆の方向に行ってるんですよ。
要するにもう汚いものがそこにある。
もしもお母さんが、放射性物質が目に見えれば、絶対に拭きます
そこに毒があるわけですから、拭いて取ろうとする。
なぜそれをどけないのか。それをどける努力をせずに、
基準を20ミリに上げたり、
放射性物質が入ってる野菜を基準値以下だから安全宣言なんかしたって無駄なんですね。
問題は被曝の量を減らすということですから、
そのためには、現在できるだけ早く立ち入り禁止になっているような高いところでは
自衛隊なんかの協力も得て、早く除染しないと、もう一回風が吹きますと
道路に落ちている粉は、舞い上がってほかに行きます。
ですから早く止めなきゃいけない。

それから勿論、福島市のある程度の所は汚れていますから、
これの表土を一番早いうちに取ればいいんですよ。
この前福島行ったら、残念ながら
稲を植える準備をしちゃってるとか。
土を混ぜちゃったら下の方に行きますから
これはもう20年ということになるわけですね。
ですから、できるだけ早くやんなきゃいけない。

小学校の土をひっくり返したとあるんですけど、何やってるのという感じですね。
ひっくり返せば、低レベル廃棄物とか、それで放射性物質は土の中に入ります。
雨が降れば、地下水にいくわけですね。
セシウムは土との馴染みが深いから、すぐには移動しないかもしれませんが
ずっと移動していくわけですね。
地下水に移動したら、とっても厄介なことになるんです

ですからこの際、非常に強い決意を持って、福島の所を除くと。
これは私の論で、違ったご意見もあると思いますが、
科学技術は、原発を作る技術だけじゃないんですよね。
原発の技術というのは、原発が壊れたときに、それを速やかに除染して
何でもなかったことのように生活できるようにするっていうのも
技術なんですね。
この原子力発電所をやる上においては、極めて重要な技術なわけです。
日本は科学技術立国でありますし、経済力も非常に強いのですから
世界に先駆けて、原発が爆発したら、多少困るけれど
きちっと住民を避難させて、速やかにそこを除染したら、
(放射線物質を除いたら)、一年以内に必ず、そこで普通に住めるようになると。
そういう国であるっていうことを示してもらいたい。
それも実は、原子力をやる上での技術の一つではないかと思います。

それからもう一つ、先ほど別の参考人からご説明がありましたように
一年1ミリシーベルトを上げると、日本は既にもう汚染された国なんですね。
我々が自由に海外旅行に行き、海外のレストランで安心して食べ
海外から輸入される水を安心して飲むのは、
世界中がICRPの基準で、一年1ミリだからです。
それを日本だけが一年20ミリにしたら、日本の農産物ばかりだけでなく
すべての製品、テレビに至るまで輸入禁止が掛けられても文句が言えないわけですね。
日本に赤ちゃんを抱いて旅行に来たら、20倍の被曝をするということを
国際的に宣言しているわけですから、勿論健康にも影響がありますし
日本に与える経済的な影響は極めて高いというふうに思います。

私は技術者ですので、色々政治的なことは別に致しまして
是非できるだけ早く日本の技術力を動員して、
まず第一に、梅雨の前、
第二に、風が吹く台風の前に、すべて除いて、
木の葉っぱなんかに付きますから、夏ぐらいには適当に雑草も葉っぱも全部切って
回収できるフィルターの付いた消却装置で、消却すれば
福島を一年以内に、安全に住めるところに取り戻すということが
極めて重要なことではないかと思います。

以上


※適宜にケバ取り、倒置してます。

武田先生が、一貫して訴えてる除染、なんで政府は何もせえへんねん?
検討するとか、一体いつまで検討してるねん?
「国民の安全・安心のために全力を挙げて~」ちゅうてるスッカラ管!
ウソツキ!(`エ´)ピャー

2011年5月27日金曜日

悲しすぎる

大好きな海をなんで汚すねん

もう泣けてくるわ
どんどん被曝していく魚たち・・・

各都道府県等における水産物放射性物質検査結果

暫定基準値以下やから、安全てか?
安心して食えてか?

放射能に汚染されてる事実に変わりはないやろ!

食物連鎖・・・
なんで、こんなことになったんや
これからは海流も自分で調べんとあかんのか・・
最近の海流の変化

悲しすぎるわ・・・

2011年5月26日木曜日

20011/05/18 衆議院文部科学委員会【武田邦彦参考人意見】まとめ

記憶力乏しいんで、文面で残しとく~☆

武田先生の論点は3つ


論点1は、日本の原子力発電所の自然災害に対する安全性について
2006年に日本の原子力発電所の新しい地震指針が決定された。
決まった内容は・・・
あまり安全でなくてもよい、残余のリスクを認めようじゃないか。
これは現在では想定外という言葉で言われている。
残余のリスクを認めるとは、電力会社の想定外のことが起きれば
第一に、施設が壊れる
第二に、大量の放射線が漏れる
第三に、著しく住民が被曝する
この3つが起こることを認めなければならないという指針が正式に通った。
どういう意味かというと
日本国は、原発は想定外であれば、倒壊して、大量の放射線が漏れて、
住民が被曝する装置であるということで構わないと認めた。
私は、原子力の仕事をやってきたので、原子力をやや推進していたが、
これは駄目だと。
なぜかというと、元々壊れるような物を作って、大きな災害になって
それで原子力を続けるなんてことは、技術的には全然できないことで
私はやや批判的になりました。
つまり国策で進めている技術が、大災害をもたらすということが、
技術的、論理的にはっきりしたということです。
震度6の柏崎刈羽原子力発電所が壊れたのは2007年。
今回、2011年に同じく震度6で福島第一原発が壊れて、
さらに余震で女川と東通原発が電源を失ったいろんなトラブルに巻き込まれる。
その中でも青森県にある東通原発は震度4で全電源を失う。
私は技術者なので、そういうような技術的なものを作るという、
また運転するということ自体が、極めて大きな問題だと思っています。

浜岡原発が停止になりましたが、原子力発電所の自然災害による弱さの原因で
一番大きいのは、原子炉は守られているけれども、そのほかは守られていない。
例えば、福島で電源計が落ちました。
それで、多くの人は津波に備えなければいけないと言っていますが
原子力発電所は、極めて複雑なものなので、地震と津波に備えれば、
それで終わりというものではない。熱交換機のパイプが外れても、
計測計に間違いがあっても、同じことが起こります。
したがってどこに問題があるかというと、原子炉は比較的強く守られていますが
原子力発電所の全体の安全は、非常に弱いということですね

私は専門員で地震指針の審査にあたったときに、
「この指針は、原子炉を守るための指針なのか?
住民を守るための指針なのか?」という質問をしている。
この意味は、原子炉だけを守るのと、原子力発電所全体を守り、
かつ付近住民が被曝しないということを守るのとでは、設計上大きく違ってくる。
どちらを取るのかは、極めて重大な問題だろうと思っています。
飛行機に欠陥があって墜落しますと、その時点で飛行機の使用をやめて
検査をして、原因を明らかにしてから、飛行機を運航するというのが
技術的な常識でありますので、
福島原発では、論理的に原子力発電所が壊れるという、
設計通りのことが行われて、壊れたわけですから
日本のほかの原発を全部止めて、設計の安全の見直しを行って
再開することが、
政治的には、どういう影響があるのか分かりませんが、
技術的には正しい方法だと私は思っています。
それによって、原子力発電所が安全に動くことができる。
飛行機もかつては墜落しましたが、現在では非常に安全に運行している。
それは、そういった技術的な観点がはっきりしているということが
技術の進歩をもたらしているだろうと思っています。

論点2は、
原子力発電所は壊れることが分かっていて運転しているという問題
もう一つは、技術の問題は必ずしも100%安全だとは限らない。
したがって、事故が起きたら何をするかということを決めておかなければならない。
ある電力会社とプライベートで会合したときに、
「原子力発電所が壊れたら、我々は水源を失うんだけれども、
電力会社は、ペットボトルを用意されていますか?」と質問しましたが
「していない」と。
「そのうちには空間線量率が上がって、子供たちを疎開させないといけないが
電力会社は、疎開先の小学校をどこに用意していますか?」
「用意していない」と。
「そのうちには土地が汚れて、その土を持って行かなければならないけど、
持って行くところは、どこにありますか?」
「ない」と。
私は現在の社会で技術的に適用されている巨大技術というのは
すべからくその実施者が、何かあったときに、ちゃんと始末をする責任をもつ、
もしくは、実施能力を持っているが故に認められているというふうに
思っています。
ある技術をやって製品を作って、それが壊れたら何も知らないというような
技術が存在すると、それがしかも国策でやられているということに、
非常に私は違和感を感じます。
それとともに、今日は放射線のご専門のお医者さんが居られて
言いにくいのですが
事故が起こる前は、我々は原子力発電所の安全を保つために
常に一年1ミリシーベルトを基準に設計してきたんですね。
事故が起こって、
突然一年に100ミリシーベルトまで大丈夫なんて言われたら、
設計の根幹が崩れます。一年に100ミリシーベルトまで安全なら
原子力発電所は突然安全に変わります
したがって、 私たちが原子力発電所の安全技術を作るときは、
まず第一に、医療関係者が
一年何ミリシーベルトまで大丈夫だということを基準に
設計を始めるわけですね。
したがって、そこが揺らいだら、原子力発電所を作ることが自体が
元々できないと私は思いますので、今回の事故が起こって
何ミリシーベルトまで安全だなんていう話しが出てくる自体が
私は非常に違和感を感じております。
これでは技術を作ることはできませんですね。
技術は必ずそれをもたらす社会的結果において、それを防ぐための
対策を主体として設計するものでありますから
例えば、自動車でも時速が1000キロまでというなら
設計が変わってきますよね。
時速10キロに制限されたらまた変わってくるわけですね。
そこのところ、非常に根幹であって、
現在そういうことが3.8マイクロシーベルトであるかどうとか、
それを議論しているというようなことでは、巨大技術をやることは
私はできないと思っています。

論点3は、
私が言うことではないかもしれませんが、
原子力基本法が成立致しまして、原子力は常に民主、自主公開でなければ
いけないという原則がありまして、
私は技術者として今までやってきまして、この原則があるという前提で
原子力は安全に、技術として展開できる。
つまり、現在で一番大きい問題は公開でありますが、
これは原子力基本法ができたときに
日本学術会議で、原子力については、あらゆるプロセスで
すべて公開というような要請をしておりますけど、
私も技術者の一人として、公開がなければ
このような大きな技術を安全に運行するということは、
ほぼ不可能であるというふうに思いますので、
その点をご考慮いただければと思います。

【馳浩議員の質疑】
馳「事故か、事件か?」

武田「日本の原子力発電所は、ほぼ震度6以上位の地震で倒壊するように、
この場合の倒壊というのは、倒産みたいな意味でありますが、
つまりいろんな形で壊れるということを前提に作られているわけですから
その意味では、技術の問題よりは、そういう設計基準を持って
原発を作ったということが、まず第一であろうと思います。
それから、あのくらい大きな装置というのは、必ず半日もしくは
一日くらい前に兆候が現れます。
今度は電源が切れて、循環水が通らないということになりますと、
小さな装置ですと、あっという間にある意味では爆発したり、
いろんなことが起こるわけですが、
物理的に言いますと、サイズのルートで時間が経過します。
したがって大きい装置ほど、
簡単に言うと、象の動きが遅いというのと同じなんです。

したがって原子力発電所の場合は、装置が大きいだけに
実際に事故になる原因が起きてから、例えば事故が具体的な形を表す。
今度の場合は循環水が切れたという状態から
熱の量は計算できます。それにしたがって、水の蒸発量も計算できます
腐食によって水素が発生する量も直ちに計算できます。
したがって循環水が切れた時点で、一日後とか、半日後に
水素爆発するとか、燃料が溶融するということが予想できるわけであります
これは装置が大きいことによってできるんですね。
それから、そこの時点での風向きというのが分かっていれば
一日ぐらいの余裕がありますから、何号炉はいつ爆発すると
それによって放出する量は、何ベクレルであると、
これは計算の方法が確率しておりまして、
予算を使って計算のソフトが完成しております。
それに気象庁が力を尽くして、風向きを推定したら
確実にどこの地点が、どのくらいの汚染を受けるということが分かります。
そこから、もしも計画的にバスとかそういう手段で避難させるとすると
原発という機械は壊れますが、
住民は被曝することなく待避をすることができる
そういうことができたという点では
初動における情報の公開、特に技術的な情報の公開は著しく遅れたと
いうふうに思います。
それから、最近になって燃料が溶融しているんではないかという
報道が流れましたが、これは専門科の間、原子力安全委員長も言っておられますし
原子力学界も発表しておりますが、私もそうでしたけど、
3月末には既に燃料が破壊されているということは、およそ見当がついておりました。
それが2ヶ月後に発表されるということがあって、いろいろな対応が遅れた。
例えば東電が4月中旬に発表した工程表というのは
既に東電が炉内での燃料の破壊が分かっていながら、
違う工程表を発表するということになりましたので
全体的な技術の初動体制というのは、大変に人間的な要素が多かったと思っています。」

馳「事件、事故に対しての備えという意味でも、
国会にそういった委員会が必要ではないかと思っております。
今後の課題も含んでおりますので、武田先生はどういうふうにお考えですか?」

武田「陳述にも申し上げましたとおり、原子力発電というのは、
人間の想像を超えるような、熱の出力を持っております。
そういった巨大技術を日本社会がマネジメントするためには
ぜひ今言われましたように、原因追求を極めて厳密にやるということが
今後、50基ほど日本には原子力発電所がありますが、
それの実質的な安全性を保つために非常に重要である。
そのときには、極めて重要なことは、やはり事実を非常に重視すると
いうことに基づいて、実施するということが
今後の技術の安全性を保つのだということです。」

馳「SPEEDIは、法に従えば公表できるはずなのに、されなかった見解について?」

武田「最初に事件があって、爆発して大体どのくらいのベクレルが出た
ということを思ったときに、風向きが一番心配でした。
風向きによって、風下は大量に被曝をします。
そのときに政府は、放射線は距離の二乗に反比例すると言いましたけれど」
これは科学的に間違いでありまして、放射線の被曝は原子炉から
モヤモヤと上がった、いわば噴煙とか花粉というようなものと同じなんですが
それが風に吹かれて、行くところの下が被曝するわけでありますので
距離の二乗には全然関係がないものであります。
したがって最も重要なことは、風向きを伝えるということ
それにSPEEDIが役立つわけでありまして、SPEEDIは勿論即刻
迷うことなく公表すべきであり、
やっぱり原子力発電所という、非常に危険だけれども
国益に即しているという技術を開発する上で
一番下の要件といいましょうか、そういうものであるということだと思います。
だから、3月23日に最初に発表されたSPEEDIのデータを見まして
これは大変だと、私はビックリ致しました。
既に100ミリを超えているところが、相当の地域があると。
これをもしも、これが手続き上、何かの加減で隠したとすると
それは被曝した人の病気に直接関わることですから
私のような科学をやっている人間にはとても考えられないような
処置であったというふうに思います。」

馳「市町村によっては、校外での活動を自粛しているところもあります。
クーラーの設備などの必要性を感じます。それについてのご意見は?」

武田「放射性物質は、ソ連の次に日本が汚染されたわけです。
ソ連は何もしなかったので、現在でもチェルノブイリはコンクリートをかぶって
そこの中にある遺体も回収できない状態でありますし、
汚れたところには人は住んでおりません。
しかし、日本は工業力もあるし、科学的な力もあるし、
もしも日本国を上げてですね、
現在福島県が汚れているというのは
10年、20年、全然使えない汚れじゃなくて、単に放射線を出す粉が
表面にあるだけですから
粉を取れば、福島は一年ぐらいで住めるようになると思います
今は汚れているところに、そのままにして野菜を作ったり
汚れているところをそのままにして、20ミリシーベルトで頑張れというのは
いかにも方策がなさすぎると思うんですよね。取れるもんなんですから
土の上にただパラパラと乗っているもんですね。
チェルノブイリでは、大体放射性物質というのは、事実20年間で20センチしか
沈んでないわけですよ。
したがって雨が降るといけないんですが、例えば梅雨の前であれば。
放射性物質という物は、表面にしかないんですよ。
それをローラーのように取ってしまえば
言ってみれば掃除機でいいわけですね。
事実、郡山の小学校で、土が3.3マイクロシーベルトから5分の1ぐらいに
下がったわけですよ。ブラシでかき混ぜて、その表土を取っただけなんですね。
したがって、日本の国土は非常に重要だし、技術的には取り得るので
放射性物質で汚れたから、10年、20年は郷土に帰れないとか
20ミリで我慢しなさいというのは、一切やめてできるだけ早い機会に
放射性物質そのものを取ってしまう
取って福島原発に帰してしまえばいいわけですね。
要するに、事態としては福島原発にあった放射性物質ですから、
粉ですから、その散った粉は30年間放射線を出し続けるわけですから
これは技術的に単に集めて、福島原発に帰してあげればいいだけのことで
これは日本の国土が非常に重要だということもあって、
是非できるだけ早くやるべきだ。
梅雨が来て雨が降りますと、下の方に浸みていきます。
そうすると、5センチ、10センチ取らなきゃいけないとなって
不可能であるということになりますが、現在では全く不可能じゃないわけです。
残念ながら、放射線を出す粉が自分の目に見えないので
拭こうという気が起こらないだけです。
是非早めに取って、福島がきれいになることを非常に期待しております。」

2011年5月22日日曜日

義捐金

東北地方太平洋沖地震における義捐金、
現在¥100,895,206,296


一時配布はされてるみたいで、

日赤と中央共同募金会が、福島に230億円、 
栃木県に2億5215万円、長野県に1950万円を送金したと発表
義援金の配分は、国の委員会が 
(1)死者・行方不明者1人当たり35万円 
(2)住宅が半壊・全壊した世帯にそれぞれ18万円と35万円 
(3)福島第一原発から半径30キロ以内の世帯に35万円
とする目安を提示されてるらしい。


平等に配布するのは難しいよな。
自宅が全壊してなかったとしても、住める状態やない場合もあるのに半壊て
判定される場合もあるやろうし。


特に難しいのは、天災の地震による被害と
福島原発人災による被害。
友達は地震による大きな被害は幸いなかったけど、
福島原発人災被害はある。
買わんでもええ水を買わんとあかんし、食べたい野菜は放射線汚物や。
何より心労や。
水代出したれ!慰謝料出したれや!(`エ´)ピャー


ちなみに、今までの義捐金は・・・

1993年 7月12日 北海道南西沖地震 256億円 最高1200万円
1995年 1月17日  阪神淡路大震災   1793億円  約40万円
2004年10月23日 新潟県中越地震    374億円  約220万円



義捐金の合計と被災世帯数によって、配布額が違うねんな。


義捐金て、直接県に送金したほうが被災者に届くん早いんちゃうん?



好感☆中部大学教授 武田邦彦教授

うちが武田先生を知ったのは、「たかじんのそこまで言って委員会」に
出演してたのがきっかけ。
環境問題について話してた。温暖化についてとか、ダイオキシンについてとか。
なかなかおもろいしゃべり方で、分かりやすい。
その後、何度も出演してて、楽しみな常連ゲストの一人。


ブログを知ったのは、福島原発人災事故がきっかけ。
ほんまに、子供のこと、命の大切さを一生懸命訴えてる。
武田先生の発言には賛否両論あるちゅうことを知ったのは残念やな。


批判者の理由として
政府やマスコミに対しての武田氏の批判。
武田氏は「ごまかしている」ちゅう発言で
批判者は「正しい説明をしてるマスコミもあるし、間違えてる場合もあるから
不安を煽るのはデメリット」らしい。


確かに、まともなマスコミも居るやろうと思う。政治家もな。
けど、どっちが多いか?ちゅうたら、デタラメが多いやん。
間違いが分かっても訂正せえへんどころか謝罪もない。
それに、武田氏の発言で不安になることはない!
むしろ、よけいな不安は排除してくれ、どうしたら安心を得られるか
明確に解説してくれてる。


武田氏の経歴も把握せんと、叩いてるヤツも居る。
「読むだけ無駄。信用してはいけない。」とかな。
逆やろ?叩くんなら、ちゃんと読め!
角から角まで読めば、少なくとも人となりは十分伝わる。
性格的云々は、好みやから、これはしゃーない。
武田先生の口調とか表現は、ちょっと変わってて
どんだけ正しい事柄でも、笑いながら喋るときあるからエッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?とか。
特にエコの話は楽しい。


あと、いわき市の給食問題発言か。
これ、修正した記事があるねんけど
書き直した理由は書いてるけど、謝罪はない。
これは、あくまでもうちの想像でしかないけど、
こういう情報は父兄からのメールからやないかなと。
もし事実やとしたら、情報元を公開せなあかんことになる。
けど、それは父兄の心情を考えればでけへんやろし
父兄の誤解かもしれへんし。
そこらへんの真相は分からんけど、単なる想像で捏造するような先生ではないやろと思う。


色々誤解されやすい発言とか表現はあるかもしれへんけど
今まで、いろんな発言を見聞きしてきて思うのは
金儲けのために言及してないってことと
一人でも多くの人が、できるだけ被曝しないようにするために
一生懸命やていうこと。
表現は変わってたとしても、一生懸命伝えようと努力してる姿勢は
いつも同じ。全くブレてない。いつも一本筋が通ってる。
各所での講演とか、会見とか色々動画はあるけど
うちの知り限りでは、台本なんかない。
どんな質問されても、即答してるし、いつも堂々としてる。


メディアでは、何を信じてええか分からん、何をどないしたらええか分からん人には
ぜひ、見て欲しい。


YouTube

2011年5月18日【衆議院文部科学委員会・冒頭陳述】参考人・武田邦彦教授
http://www.youtube.com/watch?v=miVcYx8nJ-g&feature=related


5.18 衆議院文部科学委員会 馳浩議員の質問
http://www.youtube.com/watch?v=tOYtqNXAjfI&feature=related



H23/05/20 衆院科学技術特別委員会・【中部大教授 武田邦彦】参考人意見 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=MgVcB5ohOGw&feature=related


H23/05/20 衆院科学技術特別委員会・【中部大教授 武田邦彦】参考人意見 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=R8QV2NswBqk&feature=related




ニコ動

05/18 衆院文部科学委・【武田邦彦参考人意見】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14490396
5.18 衆議院文部科学委員会 馳浩議員の質問
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14487163



H23/05/20 衆院科学技術特別委員会・【中部大教授 武田邦彦】参考人意見
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14503930





特に「放射線は怖くない、むしろ体にいい」ちゅうた中村仁信!
それと、
「中村先生のほうが武田先生より100倍信用できる」ちゅうた同志社大・村田晃嗣!
これでも、反論できるか?
コイツらこそ、「信用してはいけません」て言いたいわ。
うちはそういう誘導なんかせえへんけどな!




ちなみに

武田邦彦 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E9%82%A6%E5%BD%A6


武田邦彦(中部大学)ブログ
http://takedanet.com/


2011年5月21日土曜日

【使用済燃料再処理等既発電費】原子力は本当に安い?

5月14日「ウェークアップ!ぷらす」でやってたんやけど
【使用済燃料再処理等既発電費】ちゅうのがあって
これ請求書に書かれてるらしい。
今手元にないから確認できひんけど
表記されてない請求書が多いらしいけど、現在も徴収は続いてるらしいで!


この【使用済燃料再処理等既発電費】ちゅうのは

全国の原発で使われた使用済核燃料を再使用するために作られた
【六カ所再生処理工場】ちゅうのがあって

六カ所再生処理工場を動かすと、その費用が回収できないので
国民負担になってるらしい。



建設費7600億円の予定が現在では、2兆1930億円もかかっている。
しかも相次ぐトラブルで正式稼働の予定も決まっていないのに
維持費は年間1千億円も!
電気代は、こういうコストに上乗せされてるわけや!
ほんまやったら、もっと安いみたいやな。
東電の高給費とか、せんでもええ広告費やら保養所やら
無駄にぼったくられた電気代なわけやな。


詳しくはリンク先の動画見てちょ~!





NHKスペシャル「巨大津波“いのち”をどう守るのか」

5月8日に放映されててんけど
岩手県釜石市と宮城県名取市の避難所でのアンケートの結果


Q地震直後すぐに避難したか?(名取市)
避難した 57%
避難しなかった 43%

Qすぐに避難しなかった理由は? (複数回答)
家族や同僚の安否確認 39%
地震の後片づけをしていた 30%
津波のことは考えつかなかった 18%

Q津波情報や避難の呼びかけを聞いたか?
聞かなかった 51%
聞いた 49%

Q聞いた情報の入手先(複数回答)
ラジオ 39%
消防や市役所の車 25%
家族や近所 10%
テレビ 10%
ワンセグ 6%
防災無線 4%




すぐに避難せえへんかったら理由の安否確認は、気持ち的に理解できる。
地震は日中に起こったからね。
みんなバラバラの状態やから、まずは確認したいもんね。
けど、地震のあとかたづけしてる場合ちゃうわな。
津波の意識も薄い。
確かに、停電してラジオとかテレビとかの情報はない地域もあったやろけど
昼間ていうことが幸いなはずやのに・・・
手探りで暗闇の中を履き物探したり、夜道をかけ走るわけでもないんやから・・
地震=津波をインプットしとかんと。
北海道の地震のときにインプットされてるはずやのになあ・・
教訓が生かされてないんかな・・。残念。






釜石沖合20キロのとこに「GPS波浪計」が浮かんでるらしいんやけど
津波によって海面が上昇する様子を記録してあった。

地震発生直後から始まって、20分後は2メートル上昇
その直後海面が急激に上昇し、7メートルまで上がったことが分かってる。
この件について
東大地研の古村が
『これまで考えられていた津波の発生メカニズムだけでは説明が難しい。

三陸沖では海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいます。
陸側のプレートにひずみがたまり、跳ね上がったときに海水を持ち上げ
津波が発生します。』
ちゅうてたけど、そんなプレート説で考えるから説明難しいんやろ!

で、

過去の巨大地震を参考に、陸側のプレートが20メートル滑り
跳ね上がった場合の津波を再現してた。
結果は

『津波の高さは3メートル
今回のような7メートルにはならなかった。』って、
当たり前やろ!
地震のメカニズムが間違てるんやもん。どんな再現も(ヾノ・ω・`)ムリムリ

で、
『これまでの滑りを仮定すると、津波の高さが全然説明できない。
なので、例えばこれまでの常識の2倍3倍の大きな滑りが
このプレート境界海溝付近の浅いところで起きたのか、
あるいは何かほかの原因があるのか』

はいはい、そのとおり!滑りなんかないから、説明もでけへんし
原因は、プレート説が間違てるからやろ!
はい、解決!
けど、まだ最後に『今後一つの可能性として詳しく調査を~』
ちゅうてた!
もう、何もせんでええし!
無駄な税金使うな!

早よ、認めり!予知なんてできません。って
こんなヤツらに、無駄な税金払てんかと思たら腹立つ!
そんなしたいんなら、趣味の域で自腹で好きなだけせえ!








2011年5月20日金曜日

義援金出さなかった生徒の名前、黒板に貼り出す

秋田県大館市の同市立第一中学2年の2学級で、それぞれの担任教諭が、
生徒会が企画した東日本大震災の義援金集めで寄付をしなかった生徒計約20人の名前を
教室の黒板に掲示していたことが20日、わかった。
義援金集めは被災地を支援しようと生徒会が企画した。
全生徒に募金を呼びかけるチラシを配り、11~17日まで1人200円以上を納めるよう呼びかけた。
納付期限は17日朝だったが、同日の帰りの会で担任教諭2人が、

義援金を納めていない生徒計約20人の名前を紙に書いて黒板に貼って寄付を促した。
担任は納付した生徒の名前をチェックしており、約15人の生徒が掲示後に寄付したという。
同校の菊地俊策校長は読売新聞の取材に対し、「生徒全員が全会一致で決めたので任意の募金ではないと考えていた。宿題を忘れた人への注意喚起と同じ感覚だったが、
保護者や生徒に不安を与えたなら責任を感じる」と話している。




義捐金を強制してどうすんねん!
ちゅうか、一人200円以上いうのも不自然やな
1円でも10円でもええんちゃうんか?
働いてもない未成年者やのに、なんでこんなことするかな。
善意やなくて悪意やな!
200円以上て決めてるときに、教師やったら、
金額はいくらでもOKにしなさい!って言うべきやろ(`エ´)ピャー





福島原発事故は「神の仕業」=東電の責任否定-与謝野経財相

┐(´ー`)┌オイオイ

与謝野馨経済財政担当相は20日の閣議後会見で、
東京電力福島第1原発事故は「神様の仕業としか説明できない」と述べた。
同原発の津波対策に関しても「人間としては最高の知恵を働かせたと思っている」と語り、
東電に事故の賠償責任を負わせるのは不当だとの考えを重ねて強調した。


地震や津波は天災やけど
原発は人災、管災
地震対策も津波対策もええかげんなことしといて
ぬけぬけとよう言うな!
って・・・与謝野、お前が言うな!( ゚Д゚)ヴォケ!!
だれや、自民投票したんは!





2011年5月17日火曜日

驚くポイントがズレすぎてる

レベル7とか
メルトダウンとか
どこそこの茶葉から放射性物質が検出されたとか
それほど驚くことなんかないやろ!


テレビは日々、メルトダウン騒ぎをしてる。
特ダネの小倉が「公表を信じて報道したのに・・」みたいなこと言うてた。
ちゃんと検証して報道してない証拠やん。
年間100ミリシーベルト安全です学者を出演させたり
「1キロもほうれん草食べませんよね~」と司会者自ら言ったり。
ちゃんと調べれば分かる範囲のことやろ。


驚くポイントがズレてへんか?
レベル7に訂正したことで、何か変わったか?
当初、政府がレベル5て発表したことに驚けっちゅうねん!
どう見てもレベル5ちゃうやろ?
低すぎるレベルに驚かんと、7で驚くことのほうが不思議や。
今更メルトダウンて聞いても何を驚くことがあるんか?
野菜やお茶に放射性物質が検出されても驚くことはないやろ。
すべては、当然のように起こってるだけのことや。


それよりも驚かんとあかんのは、
被曝するのを分かってても20ミリシーベルトまでならOKとか言うことちゃうん。
いつの間にやら、年間100ミリ大丈夫♪の教授も出んようになったけど
その訂正すらせえへん番組のほうが驚きやろ!


お茶にセシウムが検出されたことよりも
検出されたのに、出荷自粛させてたことのほうが驚きやろ!
自粛やなくて、規制せなあかんやろ!
さらに驚くのは
農水省は、「茶葉から飲用になった段階で放射性物質は9分の1~6分の1に薄まる」
とか、ぬかしてる!(`エ´)ピャー
で、
「原料である茶葉の段階で出荷を規制すべきかどうかを厚生労働省と検討している」
らしい。
放射性物質が拡散することしてるのに、検出されるのは当然。
問題は、その対処に驚くわ!
規制すべきかどうかの検討て、まさか暫定基準値を上げる気か?
それとも、薄まるから安全です!一日10リットルも飲まないでしょう!
とか言うつもりか?
こんなことしといて、風評被害のせいにすることに驚くわ!Σr(‘Д‘n)



言葉のトリック

浜岡原発運転停止要請で「英断」とか言われてるけど
「命令」やなくて「要請」やからな!
「要請」ってことは、「決断」するのは中部電力やからな。
スッカラ管は、何一つ決断したわけやない。
責任は決断した中部電力に負わせることになる。
中部電力は、停止せんでも、しても責任を持つことになるわけやねんな。
もし、要請に応じなかったとして
万が一、地震が起こって事故になったとしたら
「オレは要請したもんね~!それを聞き入れなかった中部電力が悪い!」って
逃げれるし
今回みたいに、要請に応じても
「オレは要請しただけで、強制したんちゃうもんね~!オレには責任ない!」
って逃げれる。


:けど、地震はどうよ?
津波対策のことしか考えてへんけど
地震に耐えられると思てんのか?
津波の前に地震やろ!



自主避難とか
自主規制とかも同じ。

自主にしとけば、自己責任で~!って言えるしな。
何より、強制したら、お金が絡む。
出荷規制、避難規制すれば、補償せなあかん。
スッカラ管は、責任をもつなんて頭からないわけや。
アホ管と、どっこいどっこいの東電の清水!
政府に支援要請してるわりには、何の責任も感じてない。
東電も金融債権者も株主も国も責任とれよ!

東電の保養所をなんで避難場所にせえへんやろ?
社宅とかあるんちゃうんか?
清水はどんな家に住んでるんか知らんけど
さぞかし豪邸にでも住んでるんやろから
役員も含めて
ぜーんぶ、被災者に提供したらええやん!
ほんで、お前らが体育館とかに避難したらええやん!
なんで、東電がのほほんと暮らして高給取ってるねん!
清水は、こないだの国会で、企業年金とか退職金の減額に対して
「老後の生活に直結するから、検討してない」て、ほざいてたし!
物は言いようで、「これ以上、お金減るのいやですからっ!」やなくて
「老後の生活」ちゅう言葉でかたづけようとする魂胆。
お前らの老後よりも、被害者の今の生活じゃ!( ゚Д゚)ヴォケ!!
お前らの老後よりも、家畜やペットの命のほうが大事なんじゃ!(#゚Д゚)ゴルァ!!

こんな奴ら、さっさと逮捕してやれ!
天災やなくて、人災やからな!事件やからな!
過失とちゃうからな!故意やからな!
殺人罪で( ・∀・)イイ!


2011年5月16日月曜日

NHK教育テレビ/ETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図』

昨夜(5/15)放映してたんやけど
一刻も早く避難させないとあかん子供たちのことも
救わない政府
無惨な家畜たち
大切なペットたち
アホ管は、口癖のように「国民の安心・安全に全力を挙げて」言うてるけど
これが安心か?安全か?
これでも全力を挙げてるんか?

この番組の最後のほうに、原発のために避難せんとあかん飼い主と
置き去りされる犬と猫が居てて
犬の「パンダ」が、飼い主の車を追いかけていくシーンがある。
涙なしには見れん映像
連れて行って欲しかった・・・
その後助かったんかな・・と思いつつ、あの映像が頭から離れなかったんは
うちだけではないはず。

で、http://plaza.rakuten.co.jp/fukunyan/diary/201105050000
ここに無事に保護されてることが分かって安心♪
けど、もう一匹の犬とニャンコはまだ保護できてないらしい。

国民のために何もしない政府の言うことを聞く必要があるんやろか?
法的に立ち入り禁止までした真意は?

子供を避難させない真意は?

すべてにおいて共通してるのがお金

そのお金はどこから来てる?

国民の税金から!

2011年5月15日日曜日

放射性物質のモニタリング

放射線モニタリングポストの地上測定距離は

県     区・市町村    MP地上からの高さ
=================================
茨城県 北茨城・高萩・大子   約1.3m(可搬型)
      その他             約2.7m 
栃木県 宇都宮            20m
     その他            ビル屋上
群馬県 前橋             20m
埼玉県 さいたま          18m
千葉県 市原              約6~7m
東京都 新宿             18m
神奈川 横浜             23m


こんな測定方法で公表しても誰も安心せえへんやろ?
例えば、栃木の保育所と小学校独自で計測してるのが地上50センチ

中学校で地上1メートルで計測

これに対して、栃木では20m。
けど、今は50センチの測定も参考として
栃木県公式サイトhttp://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/houshasen.htmlにて
公表されることになった。

こんなふうに各都道府県も改めて公表してくれればええんやけどね。
それにしても、地上20mの測定って、何の意味があるんやろ?
ビルの窓から室内に風を入れるときぐらいか?

以前、葉物野菜の測定方法が、洗ってからちゅうのを書いたけど

魚はもっと酷い!
水産生物における放射線物質について

体長と体重を測定して、内臓取って、筋肉をミンチにしてる。
ッテナンデヤネン┌(`Д´)ノ)゚∀゚ )
要するに、皮も骨も頭も血合いも全部取ってるっちゅうこっちゃ!

一般に魚って、こんな調理して食ってるんか?
結局、刺身状態で測定してるっちゅうことやん!
塩焼きはどーなるねん!
皮のまま食べるんちゃうん?
好きな人なら、血合いとかも食べるんちゃうん?
小さいイワシやと、皮ごと骨ごと食べるし!

ほんまに、安全ですって言い切れるんやったら
丸ごとミンチにして計測すればええやんけーヽ(`Д´)ノ

コウナゴは、ちいちゃすぎて、丸ごとでしか測定でけへんから
基準値超えました!って言うしかなかったんやろな。
シラスとかも丸ごと食べるもんやから、これも測定せなあかんちゃうん。

こうやって風評被害は、政府が作ってるっちゅうこっちゃ!

例えば、福島の小名浜産のサンマのみりん干し
これは、震災前に漁獲したサンマを使てるんやけど
これなら安心して買える。
こんなふうに、震災前のものちゅう公表するとか
放射性物質の測定値を公表することで、風評被害は払拭できるねん。

暫定基準値を下回りましたって公表されても信頼度ゼロ
















2011年5月14日土曜日

津波の襲来確率、初の公表へ…地震調査委員会

『地震調査委員会(阿部勝征委員長)は、
日本の沿岸各地を襲う津波の高さや浸水域、発生確率を予測し、
早ければ3年後にも公表する』


らしい。さらに、

『地震のように10年や30年以内の発生確率ではなく、
100年以内の発生確率を求める方針』

やて。 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

また、こういう研究に税金が使われるんかと思うと(`エ´)ピャー
もう、ええかげん観念したらどうやねん?
地震予知なんかでけへんやん!
何が30年以内に87%や!
福島の地震発生確率は0%やったやん!

100年以内の津波発生確率なんか出してどないすんねん!
もう発生確率なんか公表せんでええやろ!


それより、「どこそこの地域は、昔こういう地震が発生して
こんな津波が起こったから、こういう防災と訓練しとこう!」
のほうが、よっぽどか意味があるんちゃうか?

どうせ、こんな確率出しても
そのとおりにならんかっても謝罪もないし
確率の低い地域に発生したら、『想定外』ちゅう逃げるやん!

そもそも、今まで『想定内』の地震が発生したことあるか?


2011年5月9日月曜日

天災は忘れた頃にやってくる

人間は、どんだけ悲しいこととか辛いことを経験しても
時と共に薄れていく。
完全に忘れることはなかったとしても、薄れていく。
薄れていくから、笑える日も来るんやろうと思う。

地震が起こるたびに、防災グッズが売り切れる。
今回は特に売り切れ、品薄が多いけど
阪神淡路大震災のときも、その後の地震のときも同じ。

電話が繋がらんとかもそう。
こういうことがないように・・って、色々対策しても
また同じ繰り返し。

「東北の人たちを忘れないでおこう!」ちゅうてるけど
そんなレベルやない。
忘れたらあかんのは、「人たち」やなくて「防災」や。
東北の人たちのために、必死で活動してる人たちは
どの程度の防災をしてるんやろか?
いつも疑問に思うねんな。

地震が起こるたびに、意識調査をしてるけど
みんな意識が薄すぎる。

想定外の防災をするのは難しい。
どんだけ意識してても、完璧な防災はできひん。

天災そのものを防ぐことはでけへんからね。
防災は、あくまでも被害を少なくする程度でしかないねんな。
それでも、何もせんよりは!

橋下知事「憲法改正して首相公選を」 施行記念式で発言

これ大賛成♪
けど、アホな国民とマスゴミを排除せな!

とりあえず民主に投票したアホ国民は反省してや!
情報操作するマスコミも消えろ!

地震発生確率30年以内

地震発生、何年以内に何%の確率を見聞きするたびに
「30年以内に」「いつ起きてもおかしくない」がセットになってる。
これは便利な言葉。
30年以内ちゅう長いスパンやと、30年ぐらいは起こらんちゅう錯覚を起こす場合が
多々あって、誤解が生じやすい。
けど、「いつ起きてもおかしくない」を付け加えることで
明日起こっても、予知どおりになる。
仮に、30年間起こらなかったとしても、「いつ起きてもおかしくない」を
繰り返せば済む話。
確率計算そのものが矛盾しすぎてる。

今回、スッカラ管が浜岡原発停止要請した理由に
「30年以内にM8程度の東海地震が発生する確率は87%」発言の確率計算は
東海地震が最後に発生したのは1854年。
東海地震は、大体100年~150年の間隔で発生してる。
で、今年は157年目。これって予知?
国民の税金使て予知したのが、こんなアホな確率計算?
こんな計算なんか誰でもタダでできるやろ!

そもそも何年経っても30年以内はおかしすぎるやろ!
10年前に、30年以内て発表したら、今年は20年以内になってんと変やろ!

1976年に、
「現状では予測困難、もしかすると20~30年後かもしれないが、
 数年以内に起こっても不思議ではない」
て発表されてた。このときの計算も120年以上過ぎてたから。
この発表から35年過ぎてるわけやけど、
今年は、また30年以内ちゅうてるし。
また30年後に、同じ事を言うんか!

ちなみに、2001年に発表した南海地震の確率は
10年以内に10%未満、30年以内に40%程度、50年以内に80%程度
にしてたのを
2004年には南海地震の確率を
10年以内に10%程度、30年以内に50%程度、50年以内に90%
に改正してる。

で、南海地震と連動するて言われてる東南海地震は
2001年に発表した東南海地震の確率は
10年以内に10%程度、30年以内に50%程度、50年以内に80~90%程度
にしてたのを
2004年には東南海地震の確率を
10年以内に10~20%、30年以内に60%程度、50年以内に90%
に改正してる。

ほんで~
今年2011年1月現在で、
南海地震の確率を
10年以内に10~20%、30年以内に60%程度、50年以内に90%
東南海地震の確率を
10年以内に20%、30年以内に70%程度、50年以内に90%程度もしくはそれ以上

詳細は、地震調査研究推進本部ホームページ「長期評価結果一覧」
http://www.jishin.go.jp/main/p_hyoka02_chouki.htm

こんな確率に何の意味があるんやろ?
いかにも確率が高いて言うてるけど、確率が低いとこほど地震が起こってる事実に
誰もなんとも思わんのか?
2004年10月13日に発表された新潟中越地震の確率は
「30年以内にM8発生2%以下」やった。
そして、2004年10月23日にM6.8の地震が発生してる。

スッカラ管が浜岡原発停止要請したのは、アメリカからの圧力らしい。
これが真実なら、そう言えばええねん。
何が国民の安全・安心やねん!
ほんまに、安全・安心思てるんやったら辞任せえっ!