2011年5月28日土曜日

【動画】密着! 武田邦彦~福島で見せた、原発科学者の覚悟!!~vol.1[2011.05.28]

読売TV「増刊!たかじんのそこまで言って委員会」
5/28(土)放映した中で、武田先生が福島の学校へ行った放送部分で
放映されなかった映像です。

http://ex-iinkai.com/free/detail40.html

増刊号より抜粋↓


5月16日(月)15時から
福島市民主催の講演会 MAXふくしま にて定員200名に対し400名の来場
演題「食と放射能」


実は非常に言いにくいんですけども、最初の一撃の時
つまり3月の下旬に福島市にいて
マスクもせずに、普通に生活している人は
さっき計算したんですけど、2ヶ月ぐらいどこかに
行ってないと、辻褄が合わないんですよ。
できるできないは別ですよ。
殆どの人は移住できません。よく知ってます、僕も。
だから色んな手で防ぐしかないですね。
それはまず食材を完全にきれいにする。
これは、今むしろ逆になってるんですよ
東京とか静岡とか、あまり被曝していない人が注意してきれいなものを食べてる。
福島は地産地消って言ってる。
僕は福島の地産地消はやめてくれ。
福島が一番いけないんだと。
なぜかって言うと、福島の人は空間から受けちゃってるから。
もう絶対にそれ以外受けちゃいけないんですよ。
とにかく、放射線が入ってないものを食べる。
お百姓さんに悪いけど、しょうがない。
それこそが消費者が安心して食べられる農作物なんです。



同日19時より2回目の講演 二本松市にて 定員400名に対し1200名
演題「福島県の復興はきれいにすることだ」

私は若い頃、原子力をやってですね、日本はエネルギーが少ないから
豊かな生活ができるんではないかというふうに
若き技術者のときに思って、原子力に身を投じたわけです。
大変今からみると、これはまずかったと。
なぜ、ますがったと私が思っているかというと、
日本の原子力技術は世界一なんですけど、
これほどの嘘をつく社会でね
原子力技術のみたいな巨大なことはできないと思いましたね。
やっぱり国のトップに立つ人たちが、
特に我々のような専門家、やはり誠実さがあるっていうことが
これがやっぱり原子力のような巨大技術をものにできるという
ことじゃないかと思うんですね。
その点で私は非常にがっかりして、こりゃもう駄目だったと。
私にとっては、人生の20年ぐらいを捨てることになるんですが
やっぱりこれは原子力をやるべきではないというふうに
現在では思っているわけですね。


以上、
多分、明日の放送で続き?あるかも?


アンケート結果

20011/05/20 衆議院科学技術特別委員会【武田邦彦参考人意見】まとめ

これも文字にしといた~☆


今朝のテレビで、福島県の小学校の基準を20ミリシーベルトと
文部科学省が出している。
ややいかがわしい計算ですが、1時間に3.8マイクロシーベルトまでいいと。 
これを下回ってもご父兄は納得しないと。
だから運動させることはできないんだと、いうようなニュースが出てました。

こういったご父兄の気持ちはどこから出てくるかと言いますと
原子力発電所が事故を起こしますと、漏れる放射線量、
放射線量はいっぱいあるんですけど、ベクレルというのが大体億単位、
数億ベクレルが、普通の放射線が漏れたときの値です。
数億ベクレルが漏れると、社会ではどういうことが起こるかというと
新聞には一面にデカデカと出てます。
原子力発電所から数億ベクレルの放射線物質が出たと、
国は大騒ぎして、研究員を派遣したり、原子炉が止まったり
再開するまで3年掛かったり、こういうことをするんですね。
それが数億ベクレルなんです。今回福島原発から出た量は、それの1億倍なんです。
数京ベクレルから数十京ベクレルです。

ですから通常、新聞や国家が大騒ぎする量が、数億ベクレルに対して
今回、福島原発から出た量は、何十京ベクレルなんです。
ということは、何十億倍なんです。通常、国家が大騒ぎするレベルの
例えば20億倍、そういった量が今回の福島原発から出たんです。
普段、数億ベクレルが出たときに大変危険だというので、
原発を数年止めてやるという政府が、それの1億倍出たら安全だと言ったんですね。
これを理解するというのは、普通には到底できません。
ですから、普通の心境としては、これは嘘だというふうに思うのが当然であります。

したがって、現在福島県を中心とした方々、特にお母さん方が非常に強い不安感を
もっておられるということは、これは政府発表を中心としたものが作り出した
非常に強い不信感だろうと思います。

例えは難しいですけど、1円でも節約しなきゃならないと言っていた人が
突然10億円を前にして、捨てなさいと言ってるようなもんですから。
それを庶民が理解するということは無理であります。

もう一つ、テレビで言っていましたが、
ご父兄に20ミリシーベルトが安全であるという説明ができないと。
それは当然できないわけで、20ミリシーベルトは、1ミリシーベルトよりも
発癌リスクが20倍になるということですから、
20倍になると言わなきゃいけないということですね。
しかし、20倍になるのをどうして我慢させるのか?
私たちの将来を担っている子供たちに、なぜ我慢をさせるのかということを
しっかりと説明しないと、お上が20ミリと決めたから、
その通り信じなさいなんて江戸時代じゃないんでね。
これはもう皆さんが納得しないのも当然であります。

ここのところも非常に大きな問題があって、実際にお子さんを育てておられて
福島の小学校に通わせているお母さんに対しても、やはり気持ちを分かって
今までの政府がやってきたものとの整合性をとってもらわないと
これは解消しない問題であると思います。

それから論点の第二点なんですけども、科学的に振りまして・・。
私はずっと科学の分野で原子力をやってきて、こんなになって深く反省をしておりまして
自分は原子力をやってきたのが、本当に良かったのかと、
こんな結果になるような技術をやってきたのかという、
非常に深い自責の念があるんでありますが。

これはどこにあるかっていうと、一年1ミリシーベルト以上は危険であるということに
基づいているわけですね。
最近、一年100ミリシーベルトまで大丈夫だと言われる人がいて、
私は、非常に残念に思うのは、原子力の技術体系全体が、一年に1ミリシーベルト以上は
危険だということによって、原子炉は設計され、研究がなされ、
すべての法体系が揃ってるんですね。

技術というのは、技術自身が独立して存在するわけじゃなくて
一年に100ミリシーベルトまで、もし大丈夫ならば
現在の原発は安全なんです。福島原発ですら、もしも一年に100ミリシーベルトという
基準に変えるんだったらですね。
あれは化学工場の火災事故と変わらないんですよ。
原子力発電所の事故が危険なのは、そこから放射線が漏れて1ミリシーベルト以上の被曝を
するからこそ、国家としても、乗り出すような大事件なわけですね。
ですから今回、一年に20ミリシーベルトとか、
一年に100ミリシーベルトが大丈夫であるということになりますと、
原子力技術全体を全部変えなきゃいけませんし
原子力の安全基準から、設計基準からを全部変えなければいけません。

そして今、エネルギー議論なんかありますが、もしも一年に20ミリシーベルトとか
100ミリシーベルトが安全であれば、別に自然エネルギーとか言わなくても
原子力をやればいいわけですね。ですから、一年に何ミリシーベルトぐらいまでが
日本人としての被曝として安全であるということを
どこに定めるかによって原子力政策から、エネルギー政策から
現在の被曝に対する補償から全部変わるっていうんですね。

ですから、ほかの参考人からご説明があったように
国際的に一年1ミリシーベルトって決まっているものを今更変えることはないと思う。
それを変えてたら、私たちは何のために放射線とか、原子力をやるときに
防御をしてきたのか、何のために設計をしてきたのか言えばですね、
私は原子力の仕事をずっとやってきましたけど、原子力の機器を発注すると
普通の機器の5倍くらい値段がするんですけど、
なぜするかと言ったら、一年1ミリシーベルトだから高いんですね。
それで重工の会社は儲けてきたわけです。
それを突然今100ミリシーベルトまでいいって言うんだったら、
普通の5分の1の安い機械を買えばいいわけですから。
全部の体型が変わるわけですね。
その中で、文部科学省が一年20ミリというふうに変えたって事は
極めて大きな影響もあり、それが主に子供に対して適用されているということは
非常に大きな問題であろうと思います。

私の技術論というのは、人間は空を飛ぶべきではないから、飛行機はいけないと
いうような議論は取らないんです。
勿論、人間は空を飛ぶべきじゃないかもしれません。
初期の飛行機は次々と墜落しましたから。
だけども、それがクリアされて安全な飛行機になれば飛べるということですね。
原子力発電所もそうで、原子力自体をやるべきではないという議論、
私はそういう考えではありません。

原子力発電所が、社会に対して良い影響も与え、悪いことをしないというんであれば、
墜落しない飛行機になるわけですから、それは科学技術として採用すべきだ。
しかし、そこのところをはっきりしとかないと、曖昧にして事柄をやると。
今度の原子力発電所の事故は、原子力発電所が必要であるから
エネルギー政策上必要であるから、原子力発電所は安全だというような
論理の逆転が今度の事故を招き、多くの人を苦しめたんじゃないかと思います。

最後の論点ですけれども、現在福島原発から残念ながら、放射性物質が出たんです。
一応、一年1ミリシーベルトということを守るということを前提にお話しますと、
モヤモヤとした放射性物質が出て、これは国が一番最初に間違ったことを言いましたが、
皆さん多くの方が間違っていますが、
放射線は距離の二乗に反比例するなんて仰ったものですから、
皆さんが原子炉から離れれば大丈夫だと思っておられますけれども
放射線自体は光ですから、自分の目で福島の原発が見えなくなったら
放射線は来ません。現在、中性子は出ていませんから。

ですから、放射線というのは、福島原発の見えないところ、
自分の目で見えないところには来ません。
現在来ている放射線というのは、福島原発からドカーンと爆発したときに、
火山の灰のように、風に流れてず-と行ったものですね。
これは今度の場合、西北に流れました。

これは例えば政府でいえば、気象庁が全力を挙げて風向きを予測しなきゃいけなかったのに
気象庁は、SPEEDIがあるから、これは原子力安全委員会が持っているんだから
そっちがやれって言ったと。
今度はSPEEDIのほうは、あまり放射性が大きいから、これを発表しないんだと言うと。

国民は税金を払ってSPEEDIを作り、気象庁が持っているにもかかわらず、
どこに放射性物質が飛んでくるか全く分からない状態で、
最初の被曝をしてしまったわけです

私は、付近に居る人を逃がさなければいけないと思ったもんですから
ブログを書いた。そのときに私が参考にしたのは、ドイツ気象庁のデータだったんです。
私はとても悲しい思いをしました。日本は科学技術国でありながら、気象庁が細かく
花粉の状況とか、火山の噴火の状況の予想図を出しているにもかかわらず、
国民の命に極めて重要なことになると、引いてしまったわけですね。
原子力委員会のSPEEDIもそうです。

だからまず第一に私たち技術者は、原子力をやっている人たちは国民の命を
原子力から守るのが第一ですから。
起こってしまった事故は、仕方ないんで、
それに対して最大、損害を少なくする行為をするべきだったと。
そういう意味では、極めて大きな不作品による被曝を福島の人たちにさせてしまったと
いう感じが致します。

ところで、フワッと飛んでいくわけですから、単なる粉なんですよね。
放射性物質というのは、単なる粉なんですね。
粉と言ってもいいですし、塵と言ってもいいし、ゴミと言ってもいいし
なんでもいいんですけど、そういったものです。
大きさは大体花粉みたいなもんで、重さは黄砂ぐらいのもんです。

そうすると飛んでいきますから、3月は空間の線量が高いわけです。
福島原発から放射線が来たんじゃなくて、この部屋でも結構今ありますけど。
この部屋に福島原発から飛んできた放射線物質が何億とあるんです。
そこのちっちゃいところから、我々は弱い放射線の合計を受けている。
現在ここは、自然放射線0.02に対して、その10倍であるとか
そういった量になってるんです。

だから3月の最初は、空気が汚れているわけです。
4月の初旬になりますと、私のブログの読者から寄せられるデータを整理しますと
地面に落ちますから、地面が非常に高くなる。
その頃私は、お子さんを外出させるときは、
手を引かないで抱っこしてくださいと言ったんですね。
やっぱり、下よりか上に行かなきゃいけませんから。
4月の下旬から連休になりますと、それが流れまして
屋根に乗った放射性物質は、戸井に出てきます。
それから散ったものは吹きだまりに集まります。
現在は側溝から、さらに進んでマスの所に移ってきます。

この前、福島県に行って測定してきましたら、
普通のところが1時間0.9マイクロシーベルトに対して、
側溝の溝を計りますと、9マイクロシーベルトでした。
9マイクロというと、ものすごく大きな被曝をしますから、
絶対に子供は近づけちゃいけない。
僕はそこの人に、子供が近づかないように
黄色の枠をしてくださいと言ったんですね。

このことは何を言っているかというと、
放射線を防御しなきゃなんない国としては、時々刻々正しくやらなきゃいけない。
ところが自治体なんかが放射線量を計ったんですよ。
それが地上15メートル、5階なんかで計ってる。
それを文句言いますと、機械が足りないから、壊されるといけないから
5階で計ってるんだと。5階なんかに人は居ませんから。
赤ちゃんは特に危ないわけですけども、
0.5メートルぐらいで計ってもらわないといけない。

だから公表されるデータ自身がいい加減なわけですね。
これは命に関わることだから、やっぱり機器の値段なんか言ってないで
ちゃんとしたデータを国民に提供するということが非常に重要だと思います。

最後に、粉でありますから、除けるんですね。
校庭だったら、校庭の表土を取る。
チェルノブイリのデータを見ますと、はっきり分かりませんが
20年で20センチ沈んでますので、一年に1センチの割合。
でも日本は雨が降るので、もうちょっと進行するとします。

ですから梅雨の前に、福島県の汚染されたところを、
とにかくのけて欲しいんですよ。これは是非、先生方のお力でのけてほしい。
今は逆の方向に行ってるんですよ。
要するにもう汚いものがそこにある。
もしもお母さんが、放射性物質が目に見えれば、絶対に拭きます
そこに毒があるわけですから、拭いて取ろうとする。
なぜそれをどけないのか。それをどける努力をせずに、
基準を20ミリに上げたり、
放射性物質が入ってる野菜を基準値以下だから安全宣言なんかしたって無駄なんですね。
問題は被曝の量を減らすということですから、
そのためには、現在できるだけ早く立ち入り禁止になっているような高いところでは
自衛隊なんかの協力も得て、早く除染しないと、もう一回風が吹きますと
道路に落ちている粉は、舞い上がってほかに行きます。
ですから早く止めなきゃいけない。

それから勿論、福島市のある程度の所は汚れていますから、
これの表土を一番早いうちに取ればいいんですよ。
この前福島行ったら、残念ながら
稲を植える準備をしちゃってるとか。
土を混ぜちゃったら下の方に行きますから
これはもう20年ということになるわけですね。
ですから、できるだけ早くやんなきゃいけない。

小学校の土をひっくり返したとあるんですけど、何やってるのという感じですね。
ひっくり返せば、低レベル廃棄物とか、それで放射性物質は土の中に入ります。
雨が降れば、地下水にいくわけですね。
セシウムは土との馴染みが深いから、すぐには移動しないかもしれませんが
ずっと移動していくわけですね。
地下水に移動したら、とっても厄介なことになるんです

ですからこの際、非常に強い決意を持って、福島の所を除くと。
これは私の論で、違ったご意見もあると思いますが、
科学技術は、原発を作る技術だけじゃないんですよね。
原発の技術というのは、原発が壊れたときに、それを速やかに除染して
何でもなかったことのように生活できるようにするっていうのも
技術なんですね。
この原子力発電所をやる上においては、極めて重要な技術なわけです。
日本は科学技術立国でありますし、経済力も非常に強いのですから
世界に先駆けて、原発が爆発したら、多少困るけれど
きちっと住民を避難させて、速やかにそこを除染したら、
(放射線物質を除いたら)、一年以内に必ず、そこで普通に住めるようになると。
そういう国であるっていうことを示してもらいたい。
それも実は、原子力をやる上での技術の一つではないかと思います。

それからもう一つ、先ほど別の参考人からご説明がありましたように
一年1ミリシーベルトを上げると、日本は既にもう汚染された国なんですね。
我々が自由に海外旅行に行き、海外のレストランで安心して食べ
海外から輸入される水を安心して飲むのは、
世界中がICRPの基準で、一年1ミリだからです。
それを日本だけが一年20ミリにしたら、日本の農産物ばかりだけでなく
すべての製品、テレビに至るまで輸入禁止が掛けられても文句が言えないわけですね。
日本に赤ちゃんを抱いて旅行に来たら、20倍の被曝をするということを
国際的に宣言しているわけですから、勿論健康にも影響がありますし
日本に与える経済的な影響は極めて高いというふうに思います。

私は技術者ですので、色々政治的なことは別に致しまして
是非できるだけ早く日本の技術力を動員して、
まず第一に、梅雨の前、
第二に、風が吹く台風の前に、すべて除いて、
木の葉っぱなんかに付きますから、夏ぐらいには適当に雑草も葉っぱも全部切って
回収できるフィルターの付いた消却装置で、消却すれば
福島を一年以内に、安全に住めるところに取り戻すということが
極めて重要なことではないかと思います。

以上


※適宜にケバ取り、倒置してます。

武田先生が、一貫して訴えてる除染、なんで政府は何もせえへんねん?
検討するとか、一体いつまで検討してるねん?
「国民の安全・安心のために全力を挙げて~」ちゅうてるスッカラ管!
ウソツキ!(`エ´)ピャー

2011年5月27日金曜日

悲しすぎる

大好きな海をなんで汚すねん

もう泣けてくるわ
どんどん被曝していく魚たち・・・

各都道府県等における水産物放射性物質検査結果

暫定基準値以下やから、安全てか?
安心して食えてか?

放射能に汚染されてる事実に変わりはないやろ!

食物連鎖・・・
なんで、こんなことになったんや
これからは海流も自分で調べんとあかんのか・・
最近の海流の変化

悲しすぎるわ・・・

2011年5月26日木曜日

20011/05/18 衆議院文部科学委員会【武田邦彦参考人意見】まとめ

記憶力乏しいんで、文面で残しとく~☆

武田先生の論点は3つ


論点1は、日本の原子力発電所の自然災害に対する安全性について
2006年に日本の原子力発電所の新しい地震指針が決定された。
決まった内容は・・・
あまり安全でなくてもよい、残余のリスクを認めようじゃないか。
これは現在では想定外という言葉で言われている。
残余のリスクを認めるとは、電力会社の想定外のことが起きれば
第一に、施設が壊れる
第二に、大量の放射線が漏れる
第三に、著しく住民が被曝する
この3つが起こることを認めなければならないという指針が正式に通った。
どういう意味かというと
日本国は、原発は想定外であれば、倒壊して、大量の放射線が漏れて、
住民が被曝する装置であるということで構わないと認めた。
私は、原子力の仕事をやってきたので、原子力をやや推進していたが、
これは駄目だと。
なぜかというと、元々壊れるような物を作って、大きな災害になって
それで原子力を続けるなんてことは、技術的には全然できないことで
私はやや批判的になりました。
つまり国策で進めている技術が、大災害をもたらすということが、
技術的、論理的にはっきりしたということです。
震度6の柏崎刈羽原子力発電所が壊れたのは2007年。
今回、2011年に同じく震度6で福島第一原発が壊れて、
さらに余震で女川と東通原発が電源を失ったいろんなトラブルに巻き込まれる。
その中でも青森県にある東通原発は震度4で全電源を失う。
私は技術者なので、そういうような技術的なものを作るという、
また運転するということ自体が、極めて大きな問題だと思っています。

浜岡原発が停止になりましたが、原子力発電所の自然災害による弱さの原因で
一番大きいのは、原子炉は守られているけれども、そのほかは守られていない。
例えば、福島で電源計が落ちました。
それで、多くの人は津波に備えなければいけないと言っていますが
原子力発電所は、極めて複雑なものなので、地震と津波に備えれば、
それで終わりというものではない。熱交換機のパイプが外れても、
計測計に間違いがあっても、同じことが起こります。
したがってどこに問題があるかというと、原子炉は比較的強く守られていますが
原子力発電所の全体の安全は、非常に弱いということですね

私は専門員で地震指針の審査にあたったときに、
「この指針は、原子炉を守るための指針なのか?
住民を守るための指針なのか?」という質問をしている。
この意味は、原子炉だけを守るのと、原子力発電所全体を守り、
かつ付近住民が被曝しないということを守るのとでは、設計上大きく違ってくる。
どちらを取るのかは、極めて重大な問題だろうと思っています。
飛行機に欠陥があって墜落しますと、その時点で飛行機の使用をやめて
検査をして、原因を明らかにしてから、飛行機を運航するというのが
技術的な常識でありますので、
福島原発では、論理的に原子力発電所が壊れるという、
設計通りのことが行われて、壊れたわけですから
日本のほかの原発を全部止めて、設計の安全の見直しを行って
再開することが、
政治的には、どういう影響があるのか分かりませんが、
技術的には正しい方法だと私は思っています。
それによって、原子力発電所が安全に動くことができる。
飛行機もかつては墜落しましたが、現在では非常に安全に運行している。
それは、そういった技術的な観点がはっきりしているということが
技術の進歩をもたらしているだろうと思っています。

論点2は、
原子力発電所は壊れることが分かっていて運転しているという問題
もう一つは、技術の問題は必ずしも100%安全だとは限らない。
したがって、事故が起きたら何をするかということを決めておかなければならない。
ある電力会社とプライベートで会合したときに、
「原子力発電所が壊れたら、我々は水源を失うんだけれども、
電力会社は、ペットボトルを用意されていますか?」と質問しましたが
「していない」と。
「そのうちには空間線量率が上がって、子供たちを疎開させないといけないが
電力会社は、疎開先の小学校をどこに用意していますか?」
「用意していない」と。
「そのうちには土地が汚れて、その土を持って行かなければならないけど、
持って行くところは、どこにありますか?」
「ない」と。
私は現在の社会で技術的に適用されている巨大技術というのは
すべからくその実施者が、何かあったときに、ちゃんと始末をする責任をもつ、
もしくは、実施能力を持っているが故に認められているというふうに
思っています。
ある技術をやって製品を作って、それが壊れたら何も知らないというような
技術が存在すると、それがしかも国策でやられているということに、
非常に私は違和感を感じます。
それとともに、今日は放射線のご専門のお医者さんが居られて
言いにくいのですが
事故が起こる前は、我々は原子力発電所の安全を保つために
常に一年1ミリシーベルトを基準に設計してきたんですね。
事故が起こって、
突然一年に100ミリシーベルトまで大丈夫なんて言われたら、
設計の根幹が崩れます。一年に100ミリシーベルトまで安全なら
原子力発電所は突然安全に変わります
したがって、 私たちが原子力発電所の安全技術を作るときは、
まず第一に、医療関係者が
一年何ミリシーベルトまで大丈夫だということを基準に
設計を始めるわけですね。
したがって、そこが揺らいだら、原子力発電所を作ることが自体が
元々できないと私は思いますので、今回の事故が起こって
何ミリシーベルトまで安全だなんていう話しが出てくる自体が
私は非常に違和感を感じております。
これでは技術を作ることはできませんですね。
技術は必ずそれをもたらす社会的結果において、それを防ぐための
対策を主体として設計するものでありますから
例えば、自動車でも時速が1000キロまでというなら
設計が変わってきますよね。
時速10キロに制限されたらまた変わってくるわけですね。
そこのところ、非常に根幹であって、
現在そういうことが3.8マイクロシーベルトであるかどうとか、
それを議論しているというようなことでは、巨大技術をやることは
私はできないと思っています。

論点3は、
私が言うことではないかもしれませんが、
原子力基本法が成立致しまして、原子力は常に民主、自主公開でなければ
いけないという原則がありまして、
私は技術者として今までやってきまして、この原則があるという前提で
原子力は安全に、技術として展開できる。
つまり、現在で一番大きい問題は公開でありますが、
これは原子力基本法ができたときに
日本学術会議で、原子力については、あらゆるプロセスで
すべて公開というような要請をしておりますけど、
私も技術者の一人として、公開がなければ
このような大きな技術を安全に運行するということは、
ほぼ不可能であるというふうに思いますので、
その点をご考慮いただければと思います。

【馳浩議員の質疑】
馳「事故か、事件か?」

武田「日本の原子力発電所は、ほぼ震度6以上位の地震で倒壊するように、
この場合の倒壊というのは、倒産みたいな意味でありますが、
つまりいろんな形で壊れるということを前提に作られているわけですから
その意味では、技術の問題よりは、そういう設計基準を持って
原発を作ったということが、まず第一であろうと思います。
それから、あのくらい大きな装置というのは、必ず半日もしくは
一日くらい前に兆候が現れます。
今度は電源が切れて、循環水が通らないということになりますと、
小さな装置ですと、あっという間にある意味では爆発したり、
いろんなことが起こるわけですが、
物理的に言いますと、サイズのルートで時間が経過します。
したがって大きい装置ほど、
簡単に言うと、象の動きが遅いというのと同じなんです。

したがって原子力発電所の場合は、装置が大きいだけに
実際に事故になる原因が起きてから、例えば事故が具体的な形を表す。
今度の場合は循環水が切れたという状態から
熱の量は計算できます。それにしたがって、水の蒸発量も計算できます
腐食によって水素が発生する量も直ちに計算できます。
したがって循環水が切れた時点で、一日後とか、半日後に
水素爆発するとか、燃料が溶融するということが予想できるわけであります
これは装置が大きいことによってできるんですね。
それから、そこの時点での風向きというのが分かっていれば
一日ぐらいの余裕がありますから、何号炉はいつ爆発すると
それによって放出する量は、何ベクレルであると、
これは計算の方法が確率しておりまして、
予算を使って計算のソフトが完成しております。
それに気象庁が力を尽くして、風向きを推定したら
確実にどこの地点が、どのくらいの汚染を受けるということが分かります。
そこから、もしも計画的にバスとかそういう手段で避難させるとすると
原発という機械は壊れますが、
住民は被曝することなく待避をすることができる
そういうことができたという点では
初動における情報の公開、特に技術的な情報の公開は著しく遅れたと
いうふうに思います。
それから、最近になって燃料が溶融しているんではないかという
報道が流れましたが、これは専門科の間、原子力安全委員長も言っておられますし
原子力学界も発表しておりますが、私もそうでしたけど、
3月末には既に燃料が破壊されているということは、およそ見当がついておりました。
それが2ヶ月後に発表されるということがあって、いろいろな対応が遅れた。
例えば東電が4月中旬に発表した工程表というのは
既に東電が炉内での燃料の破壊が分かっていながら、
違う工程表を発表するということになりましたので
全体的な技術の初動体制というのは、大変に人間的な要素が多かったと思っています。」

馳「事件、事故に対しての備えという意味でも、
国会にそういった委員会が必要ではないかと思っております。
今後の課題も含んでおりますので、武田先生はどういうふうにお考えですか?」

武田「陳述にも申し上げましたとおり、原子力発電というのは、
人間の想像を超えるような、熱の出力を持っております。
そういった巨大技術を日本社会がマネジメントするためには
ぜひ今言われましたように、原因追求を極めて厳密にやるということが
今後、50基ほど日本には原子力発電所がありますが、
それの実質的な安全性を保つために非常に重要である。
そのときには、極めて重要なことは、やはり事実を非常に重視すると
いうことに基づいて、実施するということが
今後の技術の安全性を保つのだということです。」

馳「SPEEDIは、法に従えば公表できるはずなのに、されなかった見解について?」

武田「最初に事件があって、爆発して大体どのくらいのベクレルが出た
ということを思ったときに、風向きが一番心配でした。
風向きによって、風下は大量に被曝をします。
そのときに政府は、放射線は距離の二乗に反比例すると言いましたけれど」
これは科学的に間違いでありまして、放射線の被曝は原子炉から
モヤモヤと上がった、いわば噴煙とか花粉というようなものと同じなんですが
それが風に吹かれて、行くところの下が被曝するわけでありますので
距離の二乗には全然関係がないものであります。
したがって最も重要なことは、風向きを伝えるということ
それにSPEEDIが役立つわけでありまして、SPEEDIは勿論即刻
迷うことなく公表すべきであり、
やっぱり原子力発電所という、非常に危険だけれども
国益に即しているという技術を開発する上で
一番下の要件といいましょうか、そういうものであるということだと思います。
だから、3月23日に最初に発表されたSPEEDIのデータを見まして
これは大変だと、私はビックリ致しました。
既に100ミリを超えているところが、相当の地域があると。
これをもしも、これが手続き上、何かの加減で隠したとすると
それは被曝した人の病気に直接関わることですから
私のような科学をやっている人間にはとても考えられないような
処置であったというふうに思います。」

馳「市町村によっては、校外での活動を自粛しているところもあります。
クーラーの設備などの必要性を感じます。それについてのご意見は?」

武田「放射性物質は、ソ連の次に日本が汚染されたわけです。
ソ連は何もしなかったので、現在でもチェルノブイリはコンクリートをかぶって
そこの中にある遺体も回収できない状態でありますし、
汚れたところには人は住んでおりません。
しかし、日本は工業力もあるし、科学的な力もあるし、
もしも日本国を上げてですね、
現在福島県が汚れているというのは
10年、20年、全然使えない汚れじゃなくて、単に放射線を出す粉が
表面にあるだけですから
粉を取れば、福島は一年ぐらいで住めるようになると思います
今は汚れているところに、そのままにして野菜を作ったり
汚れているところをそのままにして、20ミリシーベルトで頑張れというのは
いかにも方策がなさすぎると思うんですよね。取れるもんなんですから
土の上にただパラパラと乗っているもんですね。
チェルノブイリでは、大体放射性物質というのは、事実20年間で20センチしか
沈んでないわけですよ。
したがって雨が降るといけないんですが、例えば梅雨の前であれば。
放射性物質という物は、表面にしかないんですよ。
それをローラーのように取ってしまえば
言ってみれば掃除機でいいわけですね。
事実、郡山の小学校で、土が3.3マイクロシーベルトから5分の1ぐらいに
下がったわけですよ。ブラシでかき混ぜて、その表土を取っただけなんですね。
したがって、日本の国土は非常に重要だし、技術的には取り得るので
放射性物質で汚れたから、10年、20年は郷土に帰れないとか
20ミリで我慢しなさいというのは、一切やめてできるだけ早い機会に
放射性物質そのものを取ってしまう
取って福島原発に帰してしまえばいいわけですね。
要するに、事態としては福島原発にあった放射性物質ですから、
粉ですから、その散った粉は30年間放射線を出し続けるわけですから
これは技術的に単に集めて、福島原発に帰してあげればいいだけのことで
これは日本の国土が非常に重要だということもあって、
是非できるだけ早くやるべきだ。
梅雨が来て雨が降りますと、下の方に浸みていきます。
そうすると、5センチ、10センチ取らなきゃいけないとなって
不可能であるということになりますが、現在では全く不可能じゃないわけです。
残念ながら、放射線を出す粉が自分の目に見えないので
拭こうという気が起こらないだけです。
是非早めに取って、福島がきれいになることを非常に期待しております。」

2011年5月22日日曜日

義捐金

東北地方太平洋沖地震における義捐金、
現在¥100,895,206,296


一時配布はされてるみたいで、

日赤と中央共同募金会が、福島に230億円、 
栃木県に2億5215万円、長野県に1950万円を送金したと発表
義援金の配分は、国の委員会が 
(1)死者・行方不明者1人当たり35万円 
(2)住宅が半壊・全壊した世帯にそれぞれ18万円と35万円 
(3)福島第一原発から半径30キロ以内の世帯に35万円
とする目安を提示されてるらしい。


平等に配布するのは難しいよな。
自宅が全壊してなかったとしても、住める状態やない場合もあるのに半壊て
判定される場合もあるやろうし。


特に難しいのは、天災の地震による被害と
福島原発人災による被害。
友達は地震による大きな被害は幸いなかったけど、
福島原発人災被害はある。
買わんでもええ水を買わんとあかんし、食べたい野菜は放射線汚物や。
何より心労や。
水代出したれ!慰謝料出したれや!(`エ´)ピャー


ちなみに、今までの義捐金は・・・

1993年 7月12日 北海道南西沖地震 256億円 最高1200万円
1995年 1月17日  阪神淡路大震災   1793億円  約40万円
2004年10月23日 新潟県中越地震    374億円  約220万円



義捐金の合計と被災世帯数によって、配布額が違うねんな。


義捐金て、直接県に送金したほうが被災者に届くん早いんちゃうん?



好感☆中部大学教授 武田邦彦教授

うちが武田先生を知ったのは、「たかじんのそこまで言って委員会」に
出演してたのがきっかけ。
環境問題について話してた。温暖化についてとか、ダイオキシンについてとか。
なかなかおもろいしゃべり方で、分かりやすい。
その後、何度も出演してて、楽しみな常連ゲストの一人。


ブログを知ったのは、福島原発人災事故がきっかけ。
ほんまに、子供のこと、命の大切さを一生懸命訴えてる。
武田先生の発言には賛否両論あるちゅうことを知ったのは残念やな。


批判者の理由として
政府やマスコミに対しての武田氏の批判。
武田氏は「ごまかしている」ちゅう発言で
批判者は「正しい説明をしてるマスコミもあるし、間違えてる場合もあるから
不安を煽るのはデメリット」らしい。


確かに、まともなマスコミも居るやろうと思う。政治家もな。
けど、どっちが多いか?ちゅうたら、デタラメが多いやん。
間違いが分かっても訂正せえへんどころか謝罪もない。
それに、武田氏の発言で不安になることはない!
むしろ、よけいな不安は排除してくれ、どうしたら安心を得られるか
明確に解説してくれてる。


武田氏の経歴も把握せんと、叩いてるヤツも居る。
「読むだけ無駄。信用してはいけない。」とかな。
逆やろ?叩くんなら、ちゃんと読め!
角から角まで読めば、少なくとも人となりは十分伝わる。
性格的云々は、好みやから、これはしゃーない。
武田先生の口調とか表現は、ちょっと変わってて
どんだけ正しい事柄でも、笑いながら喋るときあるからエッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?とか。
特にエコの話は楽しい。


あと、いわき市の給食問題発言か。
これ、修正した記事があるねんけど
書き直した理由は書いてるけど、謝罪はない。
これは、あくまでもうちの想像でしかないけど、
こういう情報は父兄からのメールからやないかなと。
もし事実やとしたら、情報元を公開せなあかんことになる。
けど、それは父兄の心情を考えればでけへんやろし
父兄の誤解かもしれへんし。
そこらへんの真相は分からんけど、単なる想像で捏造するような先生ではないやろと思う。


色々誤解されやすい発言とか表現はあるかもしれへんけど
今まで、いろんな発言を見聞きしてきて思うのは
金儲けのために言及してないってことと
一人でも多くの人が、できるだけ被曝しないようにするために
一生懸命やていうこと。
表現は変わってたとしても、一生懸命伝えようと努力してる姿勢は
いつも同じ。全くブレてない。いつも一本筋が通ってる。
各所での講演とか、会見とか色々動画はあるけど
うちの知り限りでは、台本なんかない。
どんな質問されても、即答してるし、いつも堂々としてる。


メディアでは、何を信じてええか分からん、何をどないしたらええか分からん人には
ぜひ、見て欲しい。


YouTube

2011年5月18日【衆議院文部科学委員会・冒頭陳述】参考人・武田邦彦教授
http://www.youtube.com/watch?v=miVcYx8nJ-g&feature=related


5.18 衆議院文部科学委員会 馳浩議員の質問
http://www.youtube.com/watch?v=tOYtqNXAjfI&feature=related



H23/05/20 衆院科学技術特別委員会・【中部大教授 武田邦彦】参考人意見 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=MgVcB5ohOGw&feature=related


H23/05/20 衆院科学技術特別委員会・【中部大教授 武田邦彦】参考人意見 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=R8QV2NswBqk&feature=related




ニコ動

05/18 衆院文部科学委・【武田邦彦参考人意見】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14490396
5.18 衆議院文部科学委員会 馳浩議員の質問
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14487163



H23/05/20 衆院科学技術特別委員会・【中部大教授 武田邦彦】参考人意見
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14503930





特に「放射線は怖くない、むしろ体にいい」ちゅうた中村仁信!
それと、
「中村先生のほうが武田先生より100倍信用できる」ちゅうた同志社大・村田晃嗣!
これでも、反論できるか?
コイツらこそ、「信用してはいけません」て言いたいわ。
うちはそういう誘導なんかせえへんけどな!




ちなみに

武田邦彦 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E9%82%A6%E5%BD%A6


武田邦彦(中部大学)ブログ
http://takedanet.com/


2011年5月21日土曜日

【使用済燃料再処理等既発電費】原子力は本当に安い?

5月14日「ウェークアップ!ぷらす」でやってたんやけど
【使用済燃料再処理等既発電費】ちゅうのがあって
これ請求書に書かれてるらしい。
今手元にないから確認できひんけど
表記されてない請求書が多いらしいけど、現在も徴収は続いてるらしいで!


この【使用済燃料再処理等既発電費】ちゅうのは

全国の原発で使われた使用済核燃料を再使用するために作られた
【六カ所再生処理工場】ちゅうのがあって

六カ所再生処理工場を動かすと、その費用が回収できないので
国民負担になってるらしい。



建設費7600億円の予定が現在では、2兆1930億円もかかっている。
しかも相次ぐトラブルで正式稼働の予定も決まっていないのに
維持費は年間1千億円も!
電気代は、こういうコストに上乗せされてるわけや!
ほんまやったら、もっと安いみたいやな。
東電の高給費とか、せんでもええ広告費やら保養所やら
無駄にぼったくられた電気代なわけやな。


詳しくはリンク先の動画見てちょ~!





NHKスペシャル「巨大津波“いのち”をどう守るのか」

5月8日に放映されててんけど
岩手県釜石市と宮城県名取市の避難所でのアンケートの結果


Q地震直後すぐに避難したか?(名取市)
避難した 57%
避難しなかった 43%

Qすぐに避難しなかった理由は? (複数回答)
家族や同僚の安否確認 39%
地震の後片づけをしていた 30%
津波のことは考えつかなかった 18%

Q津波情報や避難の呼びかけを聞いたか?
聞かなかった 51%
聞いた 49%

Q聞いた情報の入手先(複数回答)
ラジオ 39%
消防や市役所の車 25%
家族や近所 10%
テレビ 10%
ワンセグ 6%
防災無線 4%




すぐに避難せえへんかったら理由の安否確認は、気持ち的に理解できる。
地震は日中に起こったからね。
みんなバラバラの状態やから、まずは確認したいもんね。
けど、地震のあとかたづけしてる場合ちゃうわな。
津波の意識も薄い。
確かに、停電してラジオとかテレビとかの情報はない地域もあったやろけど
昼間ていうことが幸いなはずやのに・・・
手探りで暗闇の中を履き物探したり、夜道をかけ走るわけでもないんやから・・
地震=津波をインプットしとかんと。
北海道の地震のときにインプットされてるはずやのになあ・・
教訓が生かされてないんかな・・。残念。






釜石沖合20キロのとこに「GPS波浪計」が浮かんでるらしいんやけど
津波によって海面が上昇する様子を記録してあった。

地震発生直後から始まって、20分後は2メートル上昇
その直後海面が急激に上昇し、7メートルまで上がったことが分かってる。
この件について
東大地研の古村が
『これまで考えられていた津波の発生メカニズムだけでは説明が難しい。

三陸沖では海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいます。
陸側のプレートにひずみがたまり、跳ね上がったときに海水を持ち上げ
津波が発生します。』
ちゅうてたけど、そんなプレート説で考えるから説明難しいんやろ!

で、

過去の巨大地震を参考に、陸側のプレートが20メートル滑り
跳ね上がった場合の津波を再現してた。
結果は

『津波の高さは3メートル
今回のような7メートルにはならなかった。』って、
当たり前やろ!
地震のメカニズムが間違てるんやもん。どんな再現も(ヾノ・ω・`)ムリムリ

で、
『これまでの滑りを仮定すると、津波の高さが全然説明できない。
なので、例えばこれまでの常識の2倍3倍の大きな滑りが
このプレート境界海溝付近の浅いところで起きたのか、
あるいは何かほかの原因があるのか』

はいはい、そのとおり!滑りなんかないから、説明もでけへんし
原因は、プレート説が間違てるからやろ!
はい、解決!
けど、まだ最後に『今後一つの可能性として詳しく調査を~』
ちゅうてた!
もう、何もせんでええし!
無駄な税金使うな!

早よ、認めり!予知なんてできません。って
こんなヤツらに、無駄な税金払てんかと思たら腹立つ!
そんなしたいんなら、趣味の域で自腹で好きなだけせえ!








2011年5月20日金曜日

義援金出さなかった生徒の名前、黒板に貼り出す

秋田県大館市の同市立第一中学2年の2学級で、それぞれの担任教諭が、
生徒会が企画した東日本大震災の義援金集めで寄付をしなかった生徒計約20人の名前を
教室の黒板に掲示していたことが20日、わかった。
義援金集めは被災地を支援しようと生徒会が企画した。
全生徒に募金を呼びかけるチラシを配り、11~17日まで1人200円以上を納めるよう呼びかけた。
納付期限は17日朝だったが、同日の帰りの会で担任教諭2人が、

義援金を納めていない生徒計約20人の名前を紙に書いて黒板に貼って寄付を促した。
担任は納付した生徒の名前をチェックしており、約15人の生徒が掲示後に寄付したという。
同校の菊地俊策校長は読売新聞の取材に対し、「生徒全員が全会一致で決めたので任意の募金ではないと考えていた。宿題を忘れた人への注意喚起と同じ感覚だったが、
保護者や生徒に不安を与えたなら責任を感じる」と話している。




義捐金を強制してどうすんねん!
ちゅうか、一人200円以上いうのも不自然やな
1円でも10円でもええんちゃうんか?
働いてもない未成年者やのに、なんでこんなことするかな。
善意やなくて悪意やな!
200円以上て決めてるときに、教師やったら、
金額はいくらでもOKにしなさい!って言うべきやろ(`エ´)ピャー





福島原発事故は「神の仕業」=東電の責任否定-与謝野経財相

┐(´ー`)┌オイオイ

与謝野馨経済財政担当相は20日の閣議後会見で、
東京電力福島第1原発事故は「神様の仕業としか説明できない」と述べた。
同原発の津波対策に関しても「人間としては最高の知恵を働かせたと思っている」と語り、
東電に事故の賠償責任を負わせるのは不当だとの考えを重ねて強調した。


地震や津波は天災やけど
原発は人災、管災
地震対策も津波対策もええかげんなことしといて
ぬけぬけとよう言うな!
って・・・与謝野、お前が言うな!( ゚Д゚)ヴォケ!!
だれや、自民投票したんは!





2011年5月17日火曜日

驚くポイントがズレすぎてる

レベル7とか
メルトダウンとか
どこそこの茶葉から放射性物質が検出されたとか
それほど驚くことなんかないやろ!


テレビは日々、メルトダウン騒ぎをしてる。
特ダネの小倉が「公表を信じて報道したのに・・」みたいなこと言うてた。
ちゃんと検証して報道してない証拠やん。
年間100ミリシーベルト安全です学者を出演させたり
「1キロもほうれん草食べませんよね~」と司会者自ら言ったり。
ちゃんと調べれば分かる範囲のことやろ。


驚くポイントがズレてへんか?
レベル7に訂正したことで、何か変わったか?
当初、政府がレベル5て発表したことに驚けっちゅうねん!
どう見てもレベル5ちゃうやろ?
低すぎるレベルに驚かんと、7で驚くことのほうが不思議や。
今更メルトダウンて聞いても何を驚くことがあるんか?
野菜やお茶に放射性物質が検出されても驚くことはないやろ。
すべては、当然のように起こってるだけのことや。


それよりも驚かんとあかんのは、
被曝するのを分かってても20ミリシーベルトまでならOKとか言うことちゃうん。
いつの間にやら、年間100ミリ大丈夫♪の教授も出んようになったけど
その訂正すらせえへん番組のほうが驚きやろ!


お茶にセシウムが検出されたことよりも
検出されたのに、出荷自粛させてたことのほうが驚きやろ!
自粛やなくて、規制せなあかんやろ!
さらに驚くのは
農水省は、「茶葉から飲用になった段階で放射性物質は9分の1~6分の1に薄まる」
とか、ぬかしてる!(`エ´)ピャー
で、
「原料である茶葉の段階で出荷を規制すべきかどうかを厚生労働省と検討している」
らしい。
放射性物質が拡散することしてるのに、検出されるのは当然。
問題は、その対処に驚くわ!
規制すべきかどうかの検討て、まさか暫定基準値を上げる気か?
それとも、薄まるから安全です!一日10リットルも飲まないでしょう!
とか言うつもりか?
こんなことしといて、風評被害のせいにすることに驚くわ!Σr(‘Д‘n)



言葉のトリック

浜岡原発運転停止要請で「英断」とか言われてるけど
「命令」やなくて「要請」やからな!
「要請」ってことは、「決断」するのは中部電力やからな。
スッカラ管は、何一つ決断したわけやない。
責任は決断した中部電力に負わせることになる。
中部電力は、停止せんでも、しても責任を持つことになるわけやねんな。
もし、要請に応じなかったとして
万が一、地震が起こって事故になったとしたら
「オレは要請したもんね~!それを聞き入れなかった中部電力が悪い!」って
逃げれるし
今回みたいに、要請に応じても
「オレは要請しただけで、強制したんちゃうもんね~!オレには責任ない!」
って逃げれる。


:けど、地震はどうよ?
津波対策のことしか考えてへんけど
地震に耐えられると思てんのか?
津波の前に地震やろ!



自主避難とか
自主規制とかも同じ。

自主にしとけば、自己責任で~!って言えるしな。
何より、強制したら、お金が絡む。
出荷規制、避難規制すれば、補償せなあかん。
スッカラ管は、責任をもつなんて頭からないわけや。
アホ管と、どっこいどっこいの東電の清水!
政府に支援要請してるわりには、何の責任も感じてない。
東電も金融債権者も株主も国も責任とれよ!

東電の保養所をなんで避難場所にせえへんやろ?
社宅とかあるんちゃうんか?
清水はどんな家に住んでるんか知らんけど
さぞかし豪邸にでも住んでるんやろから
役員も含めて
ぜーんぶ、被災者に提供したらええやん!
ほんで、お前らが体育館とかに避難したらええやん!
なんで、東電がのほほんと暮らして高給取ってるねん!
清水は、こないだの国会で、企業年金とか退職金の減額に対して
「老後の生活に直結するから、検討してない」て、ほざいてたし!
物は言いようで、「これ以上、お金減るのいやですからっ!」やなくて
「老後の生活」ちゅう言葉でかたづけようとする魂胆。
お前らの老後よりも、被害者の今の生活じゃ!( ゚Д゚)ヴォケ!!
お前らの老後よりも、家畜やペットの命のほうが大事なんじゃ!(#゚Д゚)ゴルァ!!

こんな奴ら、さっさと逮捕してやれ!
天災やなくて、人災やからな!事件やからな!
過失とちゃうからな!故意やからな!
殺人罪で( ・∀・)イイ!


2011年5月16日月曜日

NHK教育テレビ/ETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図』

昨夜(5/15)放映してたんやけど
一刻も早く避難させないとあかん子供たちのことも
救わない政府
無惨な家畜たち
大切なペットたち
アホ管は、口癖のように「国民の安心・安全に全力を挙げて」言うてるけど
これが安心か?安全か?
これでも全力を挙げてるんか?

この番組の最後のほうに、原発のために避難せんとあかん飼い主と
置き去りされる犬と猫が居てて
犬の「パンダ」が、飼い主の車を追いかけていくシーンがある。
涙なしには見れん映像
連れて行って欲しかった・・・
その後助かったんかな・・と思いつつ、あの映像が頭から離れなかったんは
うちだけではないはず。

で、http://plaza.rakuten.co.jp/fukunyan/diary/201105050000
ここに無事に保護されてることが分かって安心♪
けど、もう一匹の犬とニャンコはまだ保護できてないらしい。

国民のために何もしない政府の言うことを聞く必要があるんやろか?
法的に立ち入り禁止までした真意は?

子供を避難させない真意は?

すべてにおいて共通してるのがお金

そのお金はどこから来てる?

国民の税金から!

2011年5月15日日曜日

放射性物質のモニタリング

放射線モニタリングポストの地上測定距離は

県     区・市町村    MP地上からの高さ
=================================
茨城県 北茨城・高萩・大子   約1.3m(可搬型)
      その他             約2.7m 
栃木県 宇都宮            20m
     その他            ビル屋上
群馬県 前橋             20m
埼玉県 さいたま          18m
千葉県 市原              約6~7m
東京都 新宿             18m
神奈川 横浜             23m


こんな測定方法で公表しても誰も安心せえへんやろ?
例えば、栃木の保育所と小学校独自で計測してるのが地上50センチ

中学校で地上1メートルで計測

これに対して、栃木では20m。
けど、今は50センチの測定も参考として
栃木県公式サイトhttp://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/houshasen.htmlにて
公表されることになった。

こんなふうに各都道府県も改めて公表してくれればええんやけどね。
それにしても、地上20mの測定って、何の意味があるんやろ?
ビルの窓から室内に風を入れるときぐらいか?

以前、葉物野菜の測定方法が、洗ってからちゅうのを書いたけど

魚はもっと酷い!
水産生物における放射線物質について

体長と体重を測定して、内臓取って、筋肉をミンチにしてる。
ッテナンデヤネン┌(`Д´)ノ)゚∀゚ )
要するに、皮も骨も頭も血合いも全部取ってるっちゅうこっちゃ!

一般に魚って、こんな調理して食ってるんか?
結局、刺身状態で測定してるっちゅうことやん!
塩焼きはどーなるねん!
皮のまま食べるんちゃうん?
好きな人なら、血合いとかも食べるんちゃうん?
小さいイワシやと、皮ごと骨ごと食べるし!

ほんまに、安全ですって言い切れるんやったら
丸ごとミンチにして計測すればええやんけーヽ(`Д´)ノ

コウナゴは、ちいちゃすぎて、丸ごとでしか測定でけへんから
基準値超えました!って言うしかなかったんやろな。
シラスとかも丸ごと食べるもんやから、これも測定せなあかんちゃうん。

こうやって風評被害は、政府が作ってるっちゅうこっちゃ!

例えば、福島の小名浜産のサンマのみりん干し
これは、震災前に漁獲したサンマを使てるんやけど
これなら安心して買える。
こんなふうに、震災前のものちゅう公表するとか
放射性物質の測定値を公表することで、風評被害は払拭できるねん。

暫定基準値を下回りましたって公表されても信頼度ゼロ
















2011年5月14日土曜日

津波の襲来確率、初の公表へ…地震調査委員会

『地震調査委員会(阿部勝征委員長)は、
日本の沿岸各地を襲う津波の高さや浸水域、発生確率を予測し、
早ければ3年後にも公表する』


らしい。さらに、

『地震のように10年や30年以内の発生確率ではなく、
100年以内の発生確率を求める方針』

やて。 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

また、こういう研究に税金が使われるんかと思うと(`エ´)ピャー
もう、ええかげん観念したらどうやねん?
地震予知なんかでけへんやん!
何が30年以内に87%や!
福島の地震発生確率は0%やったやん!

100年以内の津波発生確率なんか出してどないすんねん!
もう発生確率なんか公表せんでええやろ!


それより、「どこそこの地域は、昔こういう地震が発生して
こんな津波が起こったから、こういう防災と訓練しとこう!」
のほうが、よっぽどか意味があるんちゃうか?

どうせ、こんな確率出しても
そのとおりにならんかっても謝罪もないし
確率の低い地域に発生したら、『想定外』ちゅう逃げるやん!

そもそも、今まで『想定内』の地震が発生したことあるか?


2011年5月9日月曜日

天災は忘れた頃にやってくる

人間は、どんだけ悲しいこととか辛いことを経験しても
時と共に薄れていく。
完全に忘れることはなかったとしても、薄れていく。
薄れていくから、笑える日も来るんやろうと思う。

地震が起こるたびに、防災グッズが売り切れる。
今回は特に売り切れ、品薄が多いけど
阪神淡路大震災のときも、その後の地震のときも同じ。

電話が繋がらんとかもそう。
こういうことがないように・・って、色々対策しても
また同じ繰り返し。

「東北の人たちを忘れないでおこう!」ちゅうてるけど
そんなレベルやない。
忘れたらあかんのは、「人たち」やなくて「防災」や。
東北の人たちのために、必死で活動してる人たちは
どの程度の防災をしてるんやろか?
いつも疑問に思うねんな。

地震が起こるたびに、意識調査をしてるけど
みんな意識が薄すぎる。

想定外の防災をするのは難しい。
どんだけ意識してても、完璧な防災はできひん。

天災そのものを防ぐことはでけへんからね。
防災は、あくまでも被害を少なくする程度でしかないねんな。
それでも、何もせんよりは!

橋下知事「憲法改正して首相公選を」 施行記念式で発言

これ大賛成♪
けど、アホな国民とマスゴミを排除せな!

とりあえず民主に投票したアホ国民は反省してや!
情報操作するマスコミも消えろ!

地震発生確率30年以内

地震発生、何年以内に何%の確率を見聞きするたびに
「30年以内に」「いつ起きてもおかしくない」がセットになってる。
これは便利な言葉。
30年以内ちゅう長いスパンやと、30年ぐらいは起こらんちゅう錯覚を起こす場合が
多々あって、誤解が生じやすい。
けど、「いつ起きてもおかしくない」を付け加えることで
明日起こっても、予知どおりになる。
仮に、30年間起こらなかったとしても、「いつ起きてもおかしくない」を
繰り返せば済む話。
確率計算そのものが矛盾しすぎてる。

今回、スッカラ管が浜岡原発停止要請した理由に
「30年以内にM8程度の東海地震が発生する確率は87%」発言の確率計算は
東海地震が最後に発生したのは1854年。
東海地震は、大体100年~150年の間隔で発生してる。
で、今年は157年目。これって予知?
国民の税金使て予知したのが、こんなアホな確率計算?
こんな計算なんか誰でもタダでできるやろ!

そもそも何年経っても30年以内はおかしすぎるやろ!
10年前に、30年以内て発表したら、今年は20年以内になってんと変やろ!

1976年に、
「現状では予測困難、もしかすると20~30年後かもしれないが、
 数年以内に起こっても不思議ではない」
て発表されてた。このときの計算も120年以上過ぎてたから。
この発表から35年過ぎてるわけやけど、
今年は、また30年以内ちゅうてるし。
また30年後に、同じ事を言うんか!

ちなみに、2001年に発表した南海地震の確率は
10年以内に10%未満、30年以内に40%程度、50年以内に80%程度
にしてたのを
2004年には南海地震の確率を
10年以内に10%程度、30年以内に50%程度、50年以内に90%
に改正してる。

で、南海地震と連動するて言われてる東南海地震は
2001年に発表した東南海地震の確率は
10年以内に10%程度、30年以内に50%程度、50年以内に80~90%程度
にしてたのを
2004年には東南海地震の確率を
10年以内に10~20%、30年以内に60%程度、50年以内に90%
に改正してる。

ほんで~
今年2011年1月現在で、
南海地震の確率を
10年以内に10~20%、30年以内に60%程度、50年以内に90%
東南海地震の確率を
10年以内に20%、30年以内に70%程度、50年以内に90%程度もしくはそれ以上

詳細は、地震調査研究推進本部ホームページ「長期評価結果一覧」
http://www.jishin.go.jp/main/p_hyoka02_chouki.htm

こんな確率に何の意味があるんやろ?
いかにも確率が高いて言うてるけど、確率が低いとこほど地震が起こってる事実に
誰もなんとも思わんのか?
2004年10月13日に発表された新潟中越地震の確率は
「30年以内にM8発生2%以下」やった。
そして、2004年10月23日にM6.8の地震が発生してる。

スッカラ管が浜岡原発停止要請したのは、アメリカからの圧力らしい。
これが真実なら、そう言えばええねん。
何が国民の安全・安心やねん!
ほんまに、安全・安心思てるんやったら辞任せえっ!

2011年5月7日土曜日

スッカラ管のパフォーマンス

パフォーマンス会見なんかせんと
辞任会見せえっちゅうねん!


浜岡原発停止に反対っちゅうわけちゃうけど
中身がなさすぎ。無計画すぎる!
東海地震が30年以内に87%の確率で発生するちゅうのが
理由らしいけど、こんな確率、本気で信じてるんか?
アホらしい!
この確率が確かなら、なんで他所の今まで起こった地震を予知できんかった?
30年以内ちゅう、長い期間の確率が分るんなら
もっと直近の1カ月以内とかの確率が分っても不思議やないんちゃうの?
それさえ予知できひんのに、毎年110億もの大金を国民が支払ってることを
誰もなんとも思わんのか?


そもそも、停止したからいうて、安全・安心は得られませんから~!
福島は停止しても、こんなことになってるんやからな。
停止したら津波来ても大丈夫♪安全♪パフォーマンスに騙されんように!
防潮堤の予定はしてるらしいけど、それまでどーすんの?


停止要請しとけば
万が一なんかあっても
「俺、ちゃんと停止要請しましたから!俺のせいじゃないもんね~♪」
って、自己防衛が見え見え!


スッカラ管、お前が今停止せなあかんのは
民主政権、お前そのものの停止じゃ!( ゜Д゜)ヴォケ!!

2011年5月6日金曜日

SPEEDIやのにスピーディーやなかった!

しょうもないシャレ言うてる場合ちゃうわな(;・∀・)
SPEEDIはどういう防災対策やったかちゅうと
なかなかええ計画を立ててたわけやけど
残念ながら、全く機能してなかった。
このSPEEDIは、「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」
それとERSSいうのは、「緊急時対策支援システム」


要するに、放射性物質の放出量の予測をERSSがして、拡散の予測をSPEEDIがする。
昨年までのERSSの開発・運用費が約155億円SPEEDI約130億円
これだけの税金を使って、機能しなかったのなら税金返せ!やよな。
まぁ、返ってくるはずはないやろ。

けど、この運用費用っちゅうのは今後も毎年必要なわけで
各都道府県が支払ってるねんな。
大阪府で1600万くらいかな。これ各都道府県によって違うみたい。

国民はもっと怒るべきやねんけど
なぜか、復興税に賛成してるちゅうアホな国民が居るのも事実。

そもそも復興に必要な費用もハッキリしてへん。
25兆円とか言うてたけど、最近では30兆円とか言うてるし。
それに、国が負担する費用って、9~16兆円ぐらいやねんけど。
なんでかっちゅうと、一個人の家とか、そういう個人の復興費用は国が出すことないし。

それに、原発と地震の復興は全く別もの。
ごっちゃにしすぎ。
東電救うために、なんで国民が負担せなあかんねん!
もうええかげにせえよ!(#゚Д゚)ゴルァ!!

さっさとアホ管辞任せえ!









2011年5月4日水曜日

防災対策

めちゃ単純な考えなんやけど
各町?各村?には、公民館とかあると思うんやけど
そういう集会所みたいなとこをもっと防災対策をしっかりさせて
そこを避難所にしたらどうやろか。
津波の危険性のあるとこは、津波の対策もして
地震に強い建物は勿論、水や食料など備蓄もしておく!
普段は、そこで催事とか色々利用すればええし。
まぁ、元々避難所にしてる学校とかでもええけど
そこには必ず備蓄品も置いておく。
日本で地震が起こるたびに、救援物資として水は勿論、衛生用品とか
大体同じようなものを求めることが多い。
そういうのを参考に、その地域ごとに世帯数も違うやろうし、年齢層も違うから
それに合わせて準備しとく!

高齢者の多い地域、また障害者さんのために、リヤカーや軽トラとかも利用して
地域ぐるみで、避難ルートとかもちゃんとマップを作って
月に1回でも避難訓練をしておく。

防災対策って、多分こんな単純なことやと思うねん。
確かに、色々準備するには費用も必要やけど
実際大地震が起これば、費用どころか命さえ奪われてしまう。
そういうリスクを考えれば、これぐらいの対策をしておくべきやと思う。
勿論、各家庭でも準備して、いつでも持ち出せるようにしておけばええんやけど
いつ起こるか分からん地震やから、自宅で居るときばかりとは限らんしな。

勤務先で起こった場合は、どうするかとか
家族がバラバラのときはどうするかとか。

また、かなり大変やし難しいかもしれへんけど
駅構内、スーパーや百貨店とか
そういうところも、いざ起こったら、どう対処するかをちゃんと想定してみて
月に1回でも、来客にも協力してもらって、避難訓練をしておく。

こんな大変なことでも、するかせえへんかで随分違うはず。
どれだけ想定して、対策していても、想定外は当然の自然災害。

今回の大地震でも、日頃の避難訓練や備蓄をしていた人たちの多くは
助かっている。
水や食料にも不自由しなかったと言うてる。
また、津波は昔の人の言い伝えどおりにしていた人は助かってる。

今回の地震や津波は
本当に想定外やったか?
千年に一度とか言われてるけど、その千年に一度は想定されてたということちゃうかな。
大阪もやけど、四国やほかの地域にも
先人が残してくれた石碑がある。
その先人が残してくれたメッセージを守り続けていたかどうか。
不便やから、便利やから・・・の理由で、言い伝えを守れたかどうかで
被害の大差は明らかになってる。

今この時代に生きている人は、もう二度とこれほどの地震には遭わないかもしれへん。
けど、千人に一度とか、何十年以内に・・・とかいう確率ほどアテにならん。

自業自得にならんように
自分の命、自分の家族は守らんと!