2011年4月18日月曜日

ほんまに安全か?

IAEAと安全委、土壌めぐる見解相違で混乱
なんでキロなんやろ?
土壌の放射性物質を計測するのに、重さておかしいやん!
 うちのお気に入りの番組「たかじんのそこまで言って委員会」に出てた中村仁信氏
阪大の名誉教授、放射線の専門家なんやけど先週、「放射能は微量なら安全です。
むしろ体にいい影響が…」
 「まず、良いというより先に、安全というか、むしろぜんぜん恐くないという認識の方が先ですが、
放射線に当たってどうなるかというと、活性酸素が増えるだけなんです。
活性酸素って運動しても増えますよね。呼吸しても出てきます。
それがちょっと多めに出る。それだけのことなんですよ。」
ちゅうてたんやけど、なんかスッキリせんまま、
ちゅうか、Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネンで終わってしもて視聴者からも、
アンコールがあったんで、 昨日(4/17)、また中村氏が出演。

  「放射線で活性酸素が増えると言いました。
放射線だけでなく、紫外線、飲み過ぎ食べすぎでも、活性酸素は増えます。
一日に十億くらいできてる。これで遺伝子が損傷します。
放射線がなくても、細胞あたり一日数万から数十万個損傷が起こっている。
放射線100ミリシーベルトは200個程度です。これも殆どが修復される。
修復されずに残ったものから突然変異でガンの原因になったりする。
放射線の100ミリシーベルトぐらいなら、殆ど突然変異で1個できるかできないか程度。
これもたまってきたら、ガンになったりするが、悪い細胞は自然に自爆するように体がします。
 殆どなくなるが、それでもくぐり抜けてガン細胞が出来る。我々は一日数千個できる。
放射線で1個ガン細胞ができたら、ガンになるというのは間違い。
免疫細胞がこれを処理をしてガンにならないようにする。
それでも、年を取ったり、ストレスで免疫細胞をすり抜けてガンになる。
1ミリシーベルトや10ミリシーベルトはとても問題になるような量ではない。
よっぽど食べ過ぎ飲み過ぎ、ストレスのほうがガンに怖い。
100ミリシーベルトで1%というのは、原爆の話です。累積で1000であっても多分大丈夫です。
100ミリシーベルト以下では発ガン以外には何も問題はない。」 と言い切ってた!
 ICRPの1ミリシーベルトについて「1ミリシーベルトは都合の良い数字。
2ミリなら60年生きたとして、足したら100越えるが、1ミリなら一生浴びても越えない。
 ICRPも初期の頃は分からなかったから、足しても、一度に浴びても、同じだと思っていた。
ICRPの委員だったが、10ミリシーベルトなんか問題ないと言っているが、
ずっと前に決めて本も出しているので、世界中に浸透しているので簡単に改められない。
 実際には、みんなちょっとでも危険だと思っていない。」
 「昔は、年間20ミリシーベルトや50ミリシーベルトとか浴びたことはあるが、どうもない。」
 ちゅうてたけど、これって、この人はどうもなかっただけなんちゃうん?
 「セシウムは、チェルノブイリのあとは何も起こっていない。
セシウムは100日以内に体から出て行く」「20μSv/h や30μSv/h ぐらいは多分大丈夫です。」
 「年間250ミリシーベルトなら行けます」ちゅうて、安全なことばっかり言うてるけど、
 1ミリシーベルトで癌になる確率1%やから安心なんか?たったの1%でも、
自分がその1%に入ったらどうよ?動物実験はしたけど、
人間ではしてないからって言うてたから結局は分らん言うことちゃうん?

台湾のCo60汚染鉄筋アパート住民の死亡率の話で
台北市及び周辺の約180のビルの鉄筋にコバルト60が混入され約1万人が被曝した。
1983~2003年の間に年平均49mSv(1100人が500mSv以上) 平均累積線量は400mSvになる。
20年間、調査した台湾の疫学者の結果によると
台湾の一般人の癌死亡率は毎年増加しているが、この1万人の被曝住民は激減した。
らしい。 こういうデータで、安心やと言いたいらしい。

ほかにも
○米国原子力作業者2.7万人(平均2.8mSv/年、9000人累積50mSv以上)の癌死亡率は15%低く全原因死亡率は24%低い。
○1995年以降の英国放射線科医1352人(約5mSv/年)の癌死亡率は一般臨床医より29%低い。
○米国のプルトニウム239作業者で、74ベクレル以上を吸入した386人の癌死亡率は30%低い。
○米国及び東ドイツの住居内ラドン被曝(年3~15mSv)では一般より肺癌死のリスクが低い。
○中国の高自然放射線地区住民(年平均5.87mSv)の固形癌死亡率は34%低い。

  と、低線量放射線の健康影響について並べてた。
 これって、被曝したことが分ってるから、早期治療なり、
定期的に検査するとかしてきたからちゃうん?
 一般には、癌検診なんか頻繁にせえへんほうが多いやろうし、
  少なくとも被曝した人に比べたら、かなり少ないはず。
そやからリスク回避はしやすいはず。
それに、放射性物質はどうなん?体内被曝は?  

こういうサイトもあった。低線量被曝の危険度  

中村氏は、放射線を浴びただけで、放射性物質を吸い込んだわけちゃうんちゃうん?
それに、外部被曝の癌の発生率ばかり並べて、安全やて言うてるけど
内部被曝の影響はスルー? 奇形とかは全然触れてないし。

 松本市長菅谷昭氏2011/3/22定例記者会見 福島第一原発事故についてコメント

やっぱり、こういう内部被曝についてしっかり考えている人でないと。

中村氏曰くの放射線は体に良いちゅうのは、 確かに、放射線治療もあるぐらいやから、
メリットもあるやろうとは思うけど
できれば浴びない方がええていうラインがええんちゃうん?
体が弱い人も居るし、年令にもよるし、これから結婚して子供を作る男女とか
危険が伴うってことをちゃんと言わんとあかんと思う。
日本の将来、子供のことを考える政府なら 子供手当なんか廃止して、
子供を危険から守ることにお金使え!


■御用達学者か?と思う中村氏のプロフィール
中村 仁信(なかむら ひろのぶ)
1971年大阪大学医学部卒業。
国立大阪病院放射線医師 大阪大学医学部講師 米国・オレゴン大学医学部放射線科留学
大阪大学医学部助教授、同教授 同大学大学院教授(放射線医学)などを経て
09年4月医療法人友紘会彩都友紘会病院長に就任 日本医学放射線学会専門医、
日本医学会幹事 日本医学放射線学会理事、
日本IVR学会理事
著書に『X線・(造影)X線検査のマネジメント』 (医薬ジャーナル社)がある。

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